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石井隆監督『GONIN』、正統続編が19年ぶりに製作!東出昌大VS.安藤政信!

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『GONIN サーガ』製作決定! - 東出昌大(左)、桐谷健太(上段左)、土屋アンナ(上段右)、柄本佑(下段左)、安藤政信(下段右)
『GONIN サーガ』製作決定! - 東出昌大(左)、桐谷健太(上段左)、土屋アンナ(上段右)、柄本佑(下段左)、安藤政信(下段右) - (C)2015『GONIN サーガ』製作委員会

 佐藤浩市ビートたけしが出演した石井隆監督によるバイオレンスアクション映画『GONIN』(1995)の続編となる映画『GONIN サーガ』が製作され、主演に東出昌大が決定したことがわかった。その敵役を安藤政信が務める。

 『GONIN』シリーズとしては、石井監督が手掛け大竹しのぶなどが出演した映画『GONIN2』(1996)もあるが、『GONIN』のその後を描く正統な続編が製作されるのは19年ぶり。現在すでに撮影は開始されており、6月末日にクランクアップ、2015年に全国公開を予定している。

 『GONIN』では1995年を舞台に、組長・大越(永島敏行)と若頭・久松(鶴見辰吾)らによる暴力団五誠会系大越組から巨額の借金返済を迫られたディスコホールの経営者・万代(佐藤)が5人組を結成。5人の男たちは大越組の襲撃に成功するものの、組から雇われたヒットマン・京谷(ビートたけし)の凶弾に倒れることになる。それから19年後の2014年を舞台とする本作では、五誠会3代目で芸能事務所社長の誠司(安藤)が力をつける中、久松の息子・勇人(東出)や大越の息子・大輔(桐谷健太)、弱みを握られ誠司の愛人となった麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)など五誠会に恨みを持つ4人が出会うことで物語が展開する。

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 石井監督は「残された“家族たち”が気になって、その都度、イメージキャストを当ててシナリオを書く僕は、あれから13年、あれから15年、あれから18年、何度も何度も“家族たち”の違う物語を書き続け、そしてあれから19年。今、僕は『GONIN サーガ』の現場にいる。素晴らしい俳優陣、スタッフと一緒に」と続編をようやく製作できることに喜びつつも、「唯一にして最大の危惧は、監督が果たして僕で大丈夫なのか! ご託は言わずに、完成まで不眠不休で走……れる……かな?」とコメントを寄せている。

 主演を務める東出は「多くの方から思いの込められた襷(たすき)を受け取りました。この襷は諸先輩方の意地や覚悟、情熱の上に紡がれてきた襷です。持てる全てを出し切り挑みます」と意気込みを見せ、石井監督の大ファンだという安藤は、「『GONIN』は特別印象深く、あの当時、本当にきれいでかっこいいと思えた作品だったので、この『GONIN サーガ』を今の石井監督がどう撮るのか今から楽しみです」と今作への期待を語っている。(編集部・井本早紀)

映画『GONIN サーガ』は2015年に全国公開予定

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