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『アナ雪』が13度目の1位!『ノア』は好スタートで2位!

映画週末興行成績

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『ノア』が『アナ雪』に肉薄! 来週はどうなる?
『ノア』が『アナ雪』に肉薄! 来週はどうなる? - (C) MMXIII Paramount Pictures Corporation and Regency Entertainment (USA) Inc. All Rights Reserved.

 興行通信社が16日に発表した土日2日間(14日~15日)の全国映画動員ランキングでは、公開14週目の映画『アナと雪の女王』が30万4,526人を動員し、13回目の1位を獲得した。興行収入は前週比66%の3億9,264万50円と、その勢いは落ち着き始めているが、日曜日が父の日に重なったこともあり、家族連れを中心に集客。累計動員は1,818万人、累計興収231億円を突破している。

映画『ノア 約束の舟』フォトギャラリー

 「ノアの箱舟」伝説をラッセル・クロウ主演で映画化したスペクタクル巨編『ノア 約束の舟』が2位に初登場。全国361スクリーンで公開され、動員20万321人、興収2億5,502万900円をあげた。

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 ラッセルとダーレン・アロノフスキー監督の来日、八代亜紀が本作にちなんだ「舟歌」の替え歌を披露したイベントの実施など、広告費換算3億円以上ともいわれるメディア露出を受けて、20代後半からシニア層まで老若男女が来場。特に50歳以上が多く、平日の興行も期待されている。都心部の劇場では満席が続出。ローカル部でも健闘し、都心との比率は3対7。配給元では「最終興行収入20億円へ向け、視界良好のスタート」としている。

 映画『八甲田山』など数々の傑作を手掛けてきた名カメラマン・木村大作の監督第2作『春を背負って』は初登場3位。全国337スクリーン公開で、動員8万1,166人、興収9,521万8,400円を記録した。男女比は6対4。鑑賞動機としては「木村大作監督作だから」「山を舞台にした映画だから」が主な理由として挙げられている。観客の6割が前作『劔岳 点の記』を観ているなど、木村監督ならではの自然の映像を求める人が多かったもよう。年齢層は30~60代が約9割を占めており、こちらも平日の興行に期待がかかる。

 なお今週はベストテン圏外だが、『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』の累計興収が、40億2,559万2,650円と40億円を突破した。

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 今週末は『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』『300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』『超高速!参勤交代』『ラストミッション』などがベストテン入りを目指す。(文中の数字は興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2014年6月14日~15日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『アナと雪の女王』:14週目
2(NEW)『ノア 約束の舟』:1週目
3(NEW)『春を背負って』:1週目
4(3)『MONSTERZ モンスターズ』:3週目
5(2)『X-MEN:フューチャー&パスト』:3週目
6(4)『青天の霹靂』:4週目
7(6)『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』:3週目
8(8)『テルマエ・ロマエII』:8週目
9(7)『ニード・フォー・スピード』:2週目
10 (5)『ポンペイ』:2週目

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