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庄司智春、元キックボクサーに吹っ飛ばされ、思わず「ミキティ!」

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元キックボクサー・武田幸三の蹴りを受け止める庄司智春(右)
元キックボクサー・武田幸三の蹴りを受け止める庄司智春(右)

 お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春が21日、元キックボクサー・武田幸三の初主演映画『デスマッチ』初日舞台あいさつに、元メジャーリーガーで、現在吉本興業社員の石井一久と共に出席し、現役時代さながらの武田の強烈なキックを体験した。

映画『デスマッチ』フォトギャラリー

 石井の「武田さんのキックを生で見てみたい」というリクエストに応える形で、この日、武田の生キックがステージ上で披露されることに。だが、キックを受けるためのキックマットが登場すると、石井はおじけづいたように「危ないし、どう考えても庄司さんのほうが耐えられる筋肉をしているから」と言い、急きょ庄司がキックを受けることになった。

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 会場から「顔で受けてほしい」などのやじが飛ぶ中、庄司は武田の肉体に対抗するように自身も衣装を脱ぎ、裸になってキックマットを構えたが、武田が蹴りを入れると、想像以上の衝撃に吹っ飛んで転倒。それでも倒れ際に「ミキティ!」と妻・藤本美貴の名を叫ぶことは忘れず、会場中が笑いに包まれた。

 庄司は起き上がると、カメラを向けていた報道陣をにらみ、「パシャパシャじゃねえよ」と一喝。改めて武田と向かい合い、「めっちゃ迫力ありますね! キックも痛いけど、受ける時の摩擦もすごかったです」とコメント。映画についても「武田さんの筋肉を見ているだけでも元気が出た」と絶賛していた。

 本作は「世界進出を視野に」と武田が全編英語のセリフで挑んだ初主演アクション映画。武田は、ストリートファイトで金を稼ごうとする元傭兵(ようへい)の生きざまを熱演。舞台あいさつでは「自分の120パーセントの魂を注ぎ込んだ作品。(撮影中は)スイッチが入り、当ててはいけないのに(キックを)当ててしまった」と述懐しており、石井はそんな武田の演技について「言葉で語らなくても、こう思っているんだというのが伝わってきて、わかりやすかった」と称賛した。舞台あいさつには本作限定でアーティ・モーガンと改名した室賀厚監督も出席した。(取材・文:名鹿祥史)

映画『デスマッチ』は現在公開中

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