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尾木ママ、ママと呼ばれて63歳で女性性に気付く

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ママと呼ばれて63歳で女性性に気付いたという尾木直樹
ママと呼ばれて63歳で女性性に気付いたという尾木直樹

 教育評論家の尾木ママこと、尾木直樹が4日、都内で行われたフランス映画『不機嫌なママにメルシィ!』のトークイベントに出席し、自身がママと呼ばれるようになった経緯を語った。

母親に“女の子”として育てられたフランス人俳優が来日!フォトギャラリー

 この日は本作の監督・主演を務め、現在来日中のギョーム・ガリエンヌも同席。女の子と思いこんで生きてきた自身の半生を映画化したギョーム監督を隣に、尾木ママも共感を覚えるのか、ママキャラ全開でトークも絶好調。

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 尾木は「僕がママと呼ばれるようになったのは63歳になってから。(明石家)さんまさんが名付けてくれた」と振り返り、「ママと呼ばれて初めて僕の中にある女性性がいっぱい見えてきて、ああ、自分の中には半分くらい女性性があるなという感じがわかってきた。それから人生が楽しくなった」とコメント。

 女性性に気付いてからは「女はずるいと思った。こんなに楽しい世界に住んでいたのかってね」と考えるようになったといい、「世の中の見え方が変わりました。風景も変わりました」と熱弁。「僕、ママと言われて初めてブローチもつけた。ブローチ歴はまだ4年」と尾木ママのトレードマークでもあるブローチの由来についても告白した。

 ギョーム監督は尾木のコメントを受けて「自分の中の女性性を認めることは大事。また同時に女性も自分の中の男性性を受け止めることが大切。女性はかわいい、きれいな飾り物ということに満足していてはダメ」と持論を披露。尾木ママとのトークを最後まで楽しんでいた。

 本作は裕福な名門家庭に生まれ母親に女の子のように育てられたギョームが、さまざまな苦難を経て本当の自分の姿を見つけ出していく姿を描いたコメディー作品。(取材・文:名鹿祥史)

映画『不機嫌なママにメルシィ!』は9月27日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

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