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脱いで人気急上昇!?セクシーな魅力が開花した池松壮亮

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池松壮亮がヒロインを翻弄(ほんろう)するドS青年を演じる『海を感じる時』
池松壮亮がヒロインを翻弄(ほんろう)するドS青年を演じる『海を感じる時』 - (C) 2014『海を感じる時』製作委員会

 市川由衣と体当たりの濡れ場に挑んだことでも話題沸騰の『海を感じる時』をはじめ、「脱ぐ役どころ」で人気急上昇中の池松壮亮の魅力に迫った。

池松壮亮&市川由衣が激しい濡れ場に挑む『海を感じる時』予告編

 新作映画や写真集等でヌードに挑んだ女優が話題を集めることは多いが、近年は男優も負けていない。「八重の桜」「MOZU」などテレビドラマで筋骨隆々の体を見せ、女性ファンをわしづかみにした西島秀俊。そして今月末に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「花子とアン」の鈴木亮平は、映画『HK/変態仮面』や現在公開中の映画『TOKYO TRIBE』などで、マッチョな肉体をさらけ出してエネルギッシュな熱演を見せた。いずれも長身、腹筋が六つに割れた「肉体」、知的なイメージ&甘いマスクが目を引くが、そういった俳優陣と一線を画すのが池松壮亮だ。

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 彼の場合は肉体そのものではなく、童顔のルックスとのギャップが印象的だ。元々トム・クルーズ主演のハリウッド大作『ラスト サムライ』などで人気子役として名を馳せた池松の転機になったのが、演劇ユニット「ポツドール」を率いる演出・脚本家の三浦大輔が監督を務めた『愛の渦』。秘密クラブの乱交パーティーに参加する内向的なニートにふんした彼は、ほぼ全編衣服を着用しないセンセーショナルな役どころでセクシーな魅力が開花した。物語のキーパーソンとなる一卵性双生児の兄弟を一人二役で演じ分け、女装も披露した「MOZU」しかり、陰のあるミステリアスな雰囲気も彼の持ち味の一つだ。

 今週末公開の『海を感じる時』では、ヒロイン(市川)に肉体関係を迫りながらも「女の人の体に興味があったんだ。君じゃなくてもよかったんだ」と平然と言い放つドS青年をクールに演じている。はたから見れば残酷な男だが、そんな彼をいちずに追い掛けるヒロインの姿に自分を照らし合わせる女性も少なくないはずだ。今後、人妻を魅了する年下の青年にふんする『紙の月』、妻夫木聡、亀梨和也らと共演する『バンクーバーの朝日』など、続々新作が待機中で快進撃が続きそうだ。(編集部・石井百合子)

映画『海を感じる時』は、9月13日より全国順次公開

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