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鶴瓶の息子・駿河太郎、映画初主演で竹久夢二役

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映画初主演を果たす駿河太郎
映画初主演を果たす駿河太郎

 笑福亭鶴瓶の息子で俳優・ミュージシャンの駿河太郎が詩人画家・竹久夢二の生誕130周年を記念して製作される『夢二、愛の迸り(仮題)』で映画初主演を飾り、夢二を演じることがわかった。16日、文京区の竹久夢二美術館で行われた製作発表会見に出席した駿河は、「監督の目に留まったということがうれしい。この作品を通して海外も目指したいと思っている」と意気込んだ。

『夢二、愛の迸り(仮題)』製作発表フォトギャラリー

 会見には夢二を演じる駿河のほか、夢二の妻・たまきを演じる黒谷友香宮野ケイジ監督、原作者の野村桔梗も出席。主演のきっかけは宮野監督が駿河の舞台を見に来て声を掛けたことだといい、駿河は「僕がさみしそうだったらしいんですけど、それが監督の胸に響いたということでうれしい」とコメント。

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 演じるのはかの竹久夢二だが、「僕自身が服だったりとか、そういうものが大好きな人間だったりするので、調べていけばいくほど夢二さんもそういうところにすごく精通していて、先駆け的存在。自分が好きだと思っていることとつながっている方を演じられるのはすごくありがたいし、縁を感じます」と述べた。

 また、夢二が女性に愛された理由についても「一生、思春期やったんやと思います。なんかわからんけど腹立つとか、何に対してかはわからないけど、むしゃくしゃしているところが夢二は大人になってからも、ずっとあったんだと思う。その危うさに女性は母性本能をくすぐられたのかな」と分析。その人柄については「素晴らしい人が人間的に素晴らしいかはまた別だろうなとも感じています」と独自の見解を述べていた。

 宮野監督は駿河の起用理由について「人間力を感じました」と明かし、「夢二に関してはやんちゃな人がいいと思った。どこか満たされていなくて、何か見えないものと戦っている、そういう闘争心を内に秘めた人がいいなと思いました」と説明。駿河の演じる夢二に大きな期待を寄せている様子だった。(取材・文:名鹿祥史)

映画『夢二、愛の迸り(仮題)』は2015年公開予定

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