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杉村太蔵、無職時代を救ったのは「サンジャポ」

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波乱の半生を語った杉村太蔵
波乱の半生を語った杉村太蔵

 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が18日、都内で行われた山岳ドキュメンタリー映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』公開記念トークイベントに出席。国会議員の任期を終え、無職だった時代を振り返って「妻の優しい言葉も2週間くらい。つらかった」とコメント。窮地を救ってくれたのはその後、杉村も出演することになるバラエティー番組「サンデー・ジャポン」(TBS)のスタッフだったと告白した。

映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』フォトギャラリー

 小泉チルドレンと呼ばれ、議員時代から数々のお騒がせ発言でその名を知られた杉村。議員の任期終了後は無職だったといい、「わたしの場合、自らまいた種で惨事を招いた。議員を辞めると一気に無職。無職はつらかった」と述懐。

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 「最初は妻も優しかったけど、妻の優しい言葉も2週間くらい。しまいには『牛乳買ってきてよ』と僕をおつかいに行かせるようになった」といい、「杉村太蔵が牛乳買いに行けるかよ」と当時は自暴自棄に。おつかいに行く際も、周囲から暇だと思われるのが嫌で、市場調査中と見せ掛けるためスーツを着ていたという。

 杉村は『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』で映し出された、キラー・マウンテン(死の山)とおそれられるヒマラヤ山脈アンナプルナ南壁における救出活動ほどではないとしながらも、「政治の世界も芸能の世界もそこそこ過酷。気がついたらすぐに落ちる」と断言。「貯金はなくなるし、家内は不機嫌になるし、どうしようかなと思っていたら『サンデー・ジャポン』のスタッフから電話があった」といい、出演を打診された杉村は奮起し、その後、コメンテーターとして活躍できるようになった。

 「スタジオでしゃべると『コメントが薄い』と言われ、『その薄さがいい』とも言われた。世の中何が受けるかわかりませんね。“薄口コメンテーター”として講演も依頼されるようになったんですから」と杉村。「窮地を救ってくれたのは『サンデー・ジャポン』」とスタッフへの感謝をしみじみ口にしていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『アンナプルナ南壁 7,400mの男たち』は9月27日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

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