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伝説のギタリスト、ジミヘンの真実とは?『それでも夜は明ける』脚本家が描く栄光への軌跡

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ジミ・ヘンドリックスがスクリーンによみがえる
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 日本でジミヘンの略称で親しまれる伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの黄金期を追った伝記映画『JIMI:栄光への軌跡』が、2015年4月に日本公開されることが決定した。

 ロック界におけるパイオニア的存在として、1970年に非業の死を遂げた後も、多大なミュージシャンたちに影響を与え続けているジミ。本作では、彼がイギリスでデビューを飾った1966年から1967年の出来事をつづり、無名のミュージシャンがいかにしてスターダムへと駆け上っていったのかを描き出す。

 ジミを演じるのは、アメリカの人気ヒップホップデュオ、アウトキャストのメンバー、アンドレ3000ことアンドレ・ベンジャミン。『俺たちダンクシューター』への出演など、俳優活動でも知られるアンドレは、伝説の男を演じるため、ギターの練習はもちろん、ウエートトレーニングに減量、ボイストレーニングなど周到な役づくりに挑んだ。

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 本来右利きのアンドレだが、1日8時間の練習を2か月半にわたって敢行し、ジミの左弾きギタープレイをマスター。また人間としてのジミを知るため資料を読み込み、何時間ものインタビューテープを聞き、映像を目にし、独特の身振りや手振りを自分のものにしていった。撮影現場では、アンドレがギターを弾く姿に誰もが見入っていたという。

 メガホンを取ったのは、映画『それでも夜は明ける』の脚本を手掛けたジョン・リドリー監督。本作で監督は、ジミと彼を見いだした人物として知られるリンダ・キースの関係にも注目。当時ザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの恋人であったリンダの背景についてリサーチを重ね、彼女とジミの関係を、作品のもうひとつのテーマに掲げた。

 リンダ役を務めるのは『28週後…』『フィルス』などで知られるイモージェン・プーツ。また、ジミが1966年からおよそ2年にわたって交際したキャシー・エッチンガムを、『キャプテン・アメリカ』シリーズのヘイリー・アトウェルが演じる。(編集部・入倉功一)

映画『JIMI:栄光への軌跡』は2015年4月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開

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