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東京国際映画祭いよいよ本日開幕!今年はエリア拡大、アニメに注力

第27回東京国際映画祭

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写真はフェスティバル・ミューズを務める中谷美紀(今年9月撮影)
写真はフェスティバル・ミューズを務める中谷美紀(今年9月撮影)

 アジア最大級の映画祭である第27回東京国際映画祭が本日23日、六本木ヒルズほかにて開幕する。オープニング作品はディズニー最新作『ベイマックス』、クロージング作品は岩明均の大ヒット漫画を実写化した日本映画『寄生獣』。共にこれが世界最速上映となる。

オープニング作品『ベイマックス』場面写真

 27回目を迎える今年の東京国際映画祭は、六本木をメイン会場にTOHOシネマズ日本橋や歌舞伎座にもエリアを拡大し、日本が誇るアニメーションにより注力しているのが特徴。「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明監督の特集上映をはじめ、11月に公開を控える『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』や、CGと実写を融合した押井守監督の『GARM WARS The Last Druid』、SF漫画「アップルシード」の前日譚(たん)を描く『アップルシード アルファ』などが上映される。

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 また、今年より「東京サクラグランプリ」から「東京グランプリ」に名称を変えた最高賞を競うコンペティション部門には、銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描いた宮沢りえ主演の『紙の月』が邦画として唯一選出。審査委員長を務める『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督を筆頭に、映画監督しても活躍するお笑いコンビ・品川庄司品川ヒロシ監督らがコンペ部門の審査員に名を連ねている。

 本日、六本木ヒルズにて行われるオープニングレッドカーペットには、映画祭の顔となるフェスティバル・ミューズに就任した女優の中谷美紀のほか、『ベイマックス』の日本語吹き替え版声優を務める菅野美穂小泉孝太郎、『寄生獣』に出演する染谷将太深津絵里橋本愛ら多数の豪華ゲストが登場予定。海外からは『ベイマックス』で製作総指揮を務めたディズニー・アニメーション部門のトップ、ジョン・ラセターらが出席する。(編集部・中山雄一朗)

第27回東京国際映画祭は10月23日(木)~31日(金)の9日間開催

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