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武井咲、ドS上司を演じた大倉忠義には「全然ドSな部分がない!」と暴露!

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大胆シーンにも挑戦した武井咲ちゃん!
大胆シーンにも挑戦した武井咲ちゃん! - 写真:杉映貴子

 「オフィスラブのバイブル」といわれる稚野鳥子の少女コミックを実写映画化した『クローバー』で、『今日、恋をはじめます』の古澤健監督と再びタッグを組み、ちょっぴり大人になった姿を見せる武井咲が、関ジャニ∞の大倉忠義との共演を振り返った。

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 大倉が演じた柘植暁は、武井演じる沙耶をドSな言葉と態度で惑わすイケメンエリート上司。沙耶に告白する一方で、「おまえはバカか」という冷酷な言葉を浴びせたり、沙耶を無視したり、何かと冷たく接する役どころだ。だが、そんな柘植を演じる大倉のことを、武井は「大倉くんは柘植さんの役に本当にピッタリなんですけど、実は全然ドSな部分がなくて(笑)」と暴露。数々のドSシーンが誕生した裏側を「プロデューサーさんが一番ドSで、『もっともっと』という感じだったんです。ドSシーンはプロデューサーさんのおかげでできていると思います(笑)」と、笑いながらこっそり明かした。

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 むしろ撮影中は武井の方が、柘植もビックリのドSぶりを発揮して大倉のことを翻弄(ほんろう)していたそうで、「柘植さんのセリフで『気持ちが入ってなきゃキスとはいわない』というのがあるんですが、とても難しいセリフなんです。だから大倉くんも真剣にやっていたと思うんですけど、その真剣さが面白くて笑っちゃって(笑)。『もう一回言って!』とお願いしちゃいました」と、いたずらな笑顔を見せた。

 さらに、大倉とのラブシーンでは、一度で撮影を終えられるようにと大倉と古澤監督が武井を気遣い緊張した様子を見せる中、「監督がわたしにばかり気を使うので、『わたしは大丈夫なので、大倉さんをフォローしてあげてください』という感じで(笑)」と誰よりも武井が落ち着いていた様子。「必要なシーンだと思ったので、『何でもします!』という気持ちでした」と肝の据わったところを見せ、逆に大倉と古澤監督の緊張を和らげていたという。

 そんな武井と大倉の魅力がふんだんに詰まった本作。二人の胸キュンシーンが生まれた裏側を想像しながら観ると、また違った楽しみ方ができるかもしれない。(取材・文:小島弥央)

映画『クローバー』は11月1日より全国公開

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