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わが子を亡くした父親がささげるクリスマスのライトアップ、ギネス世界記録を更新

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ギネス世界記録に認められたデイビッド・リチャーズさんによるイルミネーション
ギネス世界記録に認められたデイビッド・リチャーズさんによるイルミネーション - Stefan Postles / Getty Images

 オーストラリアに住むデイビッド・リチャーズさんが、LEDライトを使用した最大のクリスマスディスプレイのギネス世界記録を更新したことがわかった。ギネス世界記録が発表した。2002年に幼いわが子を失ったデイビッドさんは、その際に彼をサポートしたSIDS and Kids ACTへの慈善事業の一環としてイルミネーションの制作を続けているという。

【写真】日本・渋谷ヒカリエのクリスマスツリー

 イルミネーションは、首都キャンベラの駅周辺に119万4,380個のライトを使用して制作。その広さは3,865平方メートルにもわたるとのこと。会場にはSIDS and Kids ACTへの寄付を呼び掛けるディスプレイも掲示されているという。

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 デイビッドさんは子供を亡くした際に、SIDS and Kids ACTのカウンセリングにより立ち直ることができたことを告白。同じ思いをした親たちを支えるためにも、SIDS and Kids ACTへのチャリティー活動を行うことを決意したと語る。2011年のイルミネーションがギネス世界記録に認められたときには、7万5,000人以上の人が観光に訪れ、SIDS and Kids ACTの名前が世界中に知られることになった。デイビッドさんは「わたしたちはカウンセリングやお別れのサポートをしてくれるSIDS and Kids ACTを継続的に支援したいと思っています」と明かしている。

 長年にわたり、約20万ドル(約2,200万円・1ドル110円計算)以上を工面し活動を行ってきたデイビッドさん夫妻。今年は建築業者やサウンドエンジニアなど多数のボランティアの存在やCanberra CBD Limitedなどスポンサーになってくれた地元企業のおかげで制作できたと感謝している。ギネス世界記録側は、「世界記録はどれも素晴らしいですが、このようにチャリティーのために地域が協力し、家族を幸せにできるようなクリスマスを祝うイベントにギネス世界記録が関係することができてとても光栄です」とコメントしている。(濱島裕)

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