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変態上等映画『ITECHO 凍蝶圖鑑』東京上陸!

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初日舞台あいさつに登壇した(左から)underline、ai kotoni、大黒堂ミロ、田中幸夫監督
初日舞台あいさつに登壇した(左から)underline、ai kotoni、大黒堂ミロ、田中幸夫監督

 10日、映画『ITECHO 凍蝶圖鑑』初日舞台あいさつが、新宿武蔵野館で行われ、田中幸夫監督、漫画家の大黒堂ミロ、ゴム空間アーティストunderline、ウェット&メッシーパフォーマーai kotoniが登壇した。

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 本作は、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーなどのセクシャルマイノリティーや、身体改造、元薬物依存者などの生きざまを収めたドキュメンタリー映画。「性とはなにか?」「普通とは何か?」という問いに向き合った意欲作。

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 メガホンをとった田中監督は「昨年2月にパリで公開後、約1年たって東京で公開することができました」と感無量な表情で語ると「僕は関西に住んでいたので、部落問題や、在日朝鮮人問題などが身近だった。そういうドキュメンタリーを撮っている中で、セクシャルマイノリティーにたどり着くのは必然の流れでした」と続けた。

 「個性的な人がいっぱい出てくる」という本作。全身ピンクのタイツで登場したai kotoniは「簡単にいうと、濡れたり汚れたりのフェティシズムをテーマに活動しています」と自己紹介すると「今日はこういう格好ですが、普段は普通に仕事をして、子育てもしています。ほとんどの方が、どこかにマイノリティーの要素を持っているということが実感できる映画です」と力強く語る。

 ゲイ雑誌「薔薇族」がデビューの大黒堂も「ミロという名前は、中学で(ゲイの)カミングアウトした時、片手にミロを持っていたから」と爆笑トークを展開すると「テレビでオネエキャラとかドS、ドMって言葉が使われ、マイノリティーが市民権を得た感じだけれど、この映画を観ると、もっといろいろな種類の人がいるってわかりますよ」と作品をアピールしていた。

 ゴムフェチであるunderlineは「ゴムフェチだからといって服を着なくてはいけないことはないと思い、ゴム手袋に発想がいった」と語ると「個性的な人がたくさん出ている映画。観て感じて欲しい」と客席に訴えかけていた。(磯部正和)

映画『ITECHO 凍蝶圖鑑』は新宿武蔵野館にてレイトショー上映中。全国順次公開

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