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永山絢斗、兄・瑛太に続き『アンフェア』相棒役に抜てき

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『アンフェア』新キャストの永山絢斗とAKIRA
『アンフェア』新キャストの永山絢斗とAKIRA - (C) 2015 関西テレビ放送 / フジテレビジョン / ジャパン・ミュージックエンターテインメント / 東宝 / 共同テレビジョン

 俳優の永山絢斗が、篠原涼子主演の人気シリーズ完結編となる映画『アンフェア the end』に、主人公・雪平夏見(篠原)の協力者となり国家の謀略を暴こうとするシステムエンジニア・津島直紀役で出演することが明らかになった。ドラマ版では実の兄である瑛太が雪平の相棒・安藤一之を演じていた本シリーズ。今回の決定に永山は「僕が仕事する前の高校生のときにTVドラマを見ていました。そのシリーズにまさか自分が関わることになるとは思っていなかったのでびっくりしています」と驚きを語った。

雪平が帰ってくる!『アンフェア the end』写真ギャラリー

 2006年1月にテレビシリーズがスタートし、これまでテレビスペシャル3本、劇場版2本が製作されてきた『アンフェア』シリーズ。今作の舞台は、前作『アンフェア the answer』(2011)で描かれた「ネイルガン連続殺人事件」から4年。元夫・佐藤和夫(香川照之)の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた女刑事・雪平がついに反撃。シリーズ10年に及ぶ謎の全てが明らかになる。

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 撮影はすでに先月20日より都内でスタート。篠原との共演について永山は「現場でロングコートを着て、話している姿が僕も知っているカッコいい雪平さんだったので、なんだか嬉しかったです。現場を離れて普段お話しするときには、すごく優しい方で、まるで子供のように扱われています(笑)」と明かし、「これからの撮影で、自分が楽しみにしているチャレンジできるシーンがあり、津島が雪平と一緒に動いていく中での思いの強さ、気持ちの変化をスクリーン上で表現できるよう頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 瑛太がドラマで演じた安藤は、雪平にとって大切な存在でありながら、悲しい結末を迎えた人物であり、稲田秀樹プロデューサーは「10年前の瑛太さんとの因縁を感じるが、今の永山さんにしか表現できない演技でナイーブな役を魅力的に演じてくれている」と永山に期待を寄せた。

 また、このたび永山の出演と併せて、雪平の敵か味方か定かではないが、本作のキーとなる最高検察庁監察指導部のエリート官僚・武部将臣役でEXILEAKIRA、雪平と津島を追い詰める検察庁の特捜部長役で「花子とアン」の吉田鋼太郎が出演することが発表。いちファンとして本シリーズを楽しんでいたというAKIRAは「『アンフェア』シリーズは、それぞれに違う『アンフェア』の顔があって、今回の『the end』も他の作品とは違った、面白みや世界観が描かれていると思います。何よりも一人一人のキャラクターが濃くて素晴らしいので、そこに参加できるだけですごくワクワクしています」と出演の喜びを語っている。(編集部・中山雄一朗)

映画『アンフェア the end』は9月5日より全国公開

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