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『ターミネーター2』ロバート・パトリックあふれるT-1000愛を語る!日本好きの愛娘と来日!

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警官のバッジの名前から名付けた! 愛娘オースティンさんとロバート・パトリック
警官のバッジの名前から名付けた! 愛娘オースティンさんとロバート・パトリック

 映画『ターミネーター2』(以下、「T2」)のT-1000役で一世を風靡(ふうび)した俳優のロバート・パトリックが30日、映画ファン向けイベント「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション No.6」(以下、ハリコンNo.6)に出席するため2度目の来日を果たした。日本が大好きだという愛娘オースティンさんを伴ってインタビューに応じたロバートは、目を輝かせながら、今も変わらぬT-1000愛をノンストップで語った。

パトリックの勇姿!『ターミネーター2』フォトギャラリー

 1992年、『ターミネーター2』のレーザーディスク発売時のイベント以来、実に23年ぶりの来日。同作を、「大きなターニングポイントだった」と語るロバートは、劇中、警官の制服に付いていたバッジの名前(オースティン)をそのまま娘に命名するほど、T-1000愛にあふれている。

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 本人はもとより、ファンにとっても、あの獲物を狙うタカのような表情と無駄のない美しいランニングフォームは脳裏にこびり付いて離れない。役づくりについてロバートは、「表情は、追跡するときも、銃で撃つときも、一切まばたきをせず、カメラにバツ印を付けて1点に焦点を絞り込むことを意識した」と振り返る。さらに、「姿勢を真っすぐに保った独特の走り方は、動物や虫を観察したり、当時陸上選手のスターだったベン・ジョンソンをまねしたりした」と述懐、全て自分のアイデアだったと明かした。

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T-1000も娘には弱い!

 ただ、「T2」出演以降、悪役のイメージが先行し、呪縛の時期もあったという。それを一番客観的に理解していたのは本人のようで、「なるべく幅広い役を演じられるよう意識して仕事に臨んだ。多くの映画ファンは、『T2』以降、休んでいたと思っているようだが、違うんだよ」と苦笑い。確かに、犯罪ミステリードラマ「SCORPION/スコーピオン」では、アクションスターを越えた円熟味のある演技を披露している。
 
 また最後に、シリーズ第5弾となる『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月11日公開)で新たにT-1000役を務めるイ・ビョンホンについては、「応援する気持ちでいっぱいだよ。『バットマン』だって、マイケル・キートンやクリスチャン・ベイルなど、いろいろな個性の人が演じているだろ? T-1000はあのときにできた役で、今やれと言われてもできるものじゃないからね」と100%ではないが、復帰の可能性をさりげなく否定した。

 「ハリコンNo.6」は5月2日(京都/ハイアットリージェンシー京都)、5月4日・5日(東京/ホテルグランドパレス)にて開催。来日スターによるトークショーや撮影&サイン会(有料)をはじめ、フィギュアやアパレルなどの店舗が出店し、限定コレクターズアイテムなども販売される。(取材:坂田正樹)

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