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萩原流行さん出演2作品を放送 三谷幸喜脚本の人気作も

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三谷幸喜脚本のミステリー「やっぱり猫が好き殺人事件」
三谷幸喜脚本のミステリー「やっぱり猫が好き殺人事件」 - (C)共同テレビジョン

 22日、62歳で急逝した俳優の萩原流行さんの出演作品2本が、映画・チャンネルNECOで放送されることがわかった。萩原さんは22日夜、東京・杉並区の青梅街道でオートバイを運転中に転倒し、病院に搬送されたのち死亡したことが報じられた。

 1980年代にトレンディードラマ「教師びんびん物語」や「火曜サスペンス劇場」で人気を博し、1990年代には「宮本武蔵」「赤穂浪士」「竜馬がゆく」など時代劇のテレビドラマに数多く出演。「家なき子2」(1995)では暴力組織のボスという裏の顔を持つ財閥常務の悪役で強烈な印象を放った。2009年には舞台・歌舞伎ルネッサンス「与話情浮名横櫛」に出演している。

 近年の出演作品に、子供たちを更生させる活動を行う立場でありながら、親に虐待された盲目の少女に許されぬ思いを抱く中年男を演じた恋愛映画『瞳をとじて』(2013)や、ゲスト出演をしたテレビ朝日系のテレビドラマ「ダブルス 二人の刑事」(第7話)などがある。女優で妻の萩原まゆ美さんと共にうつ病を患い、その軌跡をつづった著書「Wうつ~うつが、ふたりを本当の夫婦にした。~」を2009年に刊行。オフィシャルブログに記載された今後の目標には「死ぬまで舞台に立ちたい!」という言葉があった。

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難波金融伝 ミナミの帝王8 詐欺師潰し
「難波金融伝 ミナミの帝王8 詐欺師潰し」 (C)1996天王寺大/郷力也/Softgarage

 映画・チャンネルNECOでは、萩原さんが出演したテレビ映画「やっぱり猫が好き殺人事件」(1990)と、オリジナルビデオ作品「難波金融伝 ミナミの帝王8 詐欺師潰し」(1997)を放送。前者は、三谷幸喜脚本、小林聡美もたいまさこ室井滋主演のコメディードラマシリーズ「やっぱり猫が好き」から派生したテレビ映画で、三姉妹がマンションで起きた殺人事件の真相究明に挑む。後者は、天王寺大原作、郷力也作画による人気漫画に基づき、竹内力ふんする大阪ミナミの高利貸し・銀次郎の活躍を描くシリーズ第8弾。銀次郎らがはやらない店をころがして荒稼ぎをする悪徳組織に立ち向かう。(編集部・石井百合子)

「難波金融伝 ミナミの帝王8 詐欺師潰し」は5月9日19:00ほか、「やっぱり猫が好き殺人事件」は6月11日15:20ほか、映画・チャンネルNECOで放送

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