薬師丸ひろ子がアニメ映画で声優＆劇中歌を担当！

　「世界名作劇場」シリーズを手掛けたアニメ制作会社・日本アニメーションの40周年記念作品として製作された映画『シンドバッド　空とぶ姫と秘密の島』で、女優・歌手の薬師丸ひろ子が声優、劇中歌を担当することが明らかになった。

　本作は、「アラビアンナイト（千夜一夜物語）」の中で有名なストーリーの一つである「シンドバッド」の物語で、母と二人で暮らす少年シンドバッドが大海原で繰り広げる冒険を描いたファンタジー。薬師丸はシンドバッドの母親ラティーファの声を担当するほか、劇中歌「わたりどり」も兼任。本作への参加にあたって薬師丸は、「今回のように劇中歌と声優を担うのは初めてなので、このような機会を頂けたことを嬉しく思います。私もそうでしたが子ども時代に触れるこのような作品は、いつまでも心に残るものだと思います。子どもから大人に成長していく中で、心の支えとなる力がアニメにはあるので、観てくれる方に夢を与えられるようにがんばりたいと思います」とコメントを寄せている。

　そのほか、シンドバッドが乗るバハル号の船長ラザックに俳優・声優の鹿賀丈史、シンドバッドに「オレカバトル」「ワールドトリガー」などの声優・村中知、魔法族の姫サナに本作が声優初挑戦となる女優、モデルの田辺桃子、シンドバッドの仲間となる船乗りアリに「おジャ魔女どれみ」『聖☆おにいさん』などの声優・永澤菜教と多彩な顔ぶれが集結。

　今回、公開となった予告編では天空で馬を駆るサナ、彼女を狙う謎の組織、光るペンダント、空飛ぶじゅうたんなどファンタジック＆心躍る映像が垣間見られる。本作は3部作になることも発表され、7月4日に第1部、12月に第2部、2016年3月に第3部が公開となる。（編集部・石井百合子）

映画『シンドバッド　空とぶ姫と秘密の島』は7月4日全国公開