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RADWIMPS野田、起用理由は艶っぽさ 『トイレのピエタ』監督が明かす

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松永大司監督が「色っぽく、艶っぽかった」と語る野田洋次郎
松永大司監督が「色っぽく、艶っぽかった」と語る野田洋次郎

 人気ロックバンド・RADWIMPS野田洋次郎が27日、都内・日本外国特派員協会で行われた初主演映画『トイレのピエタ』の記者会見に、ヒロイン役の杉咲花、メガホンを取った松永大司監督と共に出席した。大勢の外国人記者を前に野田は、流ちょうな英語で、「演技の仕事は初めてでしたが、素晴らしい才能を持つ方々とご一緒できて光栄でした。世界中の人々に『トイレのピエタ』の素晴らしさを伝えてほしい」と訴えた。

RADWIMPS野田洋次郎、流ちょうな英語で思い伝える!フォトギャラリー

 本作は、手塚治虫氏の病床日記を基に、『ピュ~ぴる』の松永監督が脚本も手掛けた青春ラブストーリー。野田が演じる余命3か月を宣告された青年・宏と、心に傷を持つ勝ち気な女子高生・真衣(杉咲)との純愛を軸に、生きることの尊さを浮き彫りにしていく。なお、先日行われた「第16回全州国際映画祭コンペティション部門」への正式出品に続き、「2015 台北映画祭Panorama: Future Lights 部門」正式招待が決定している。

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流ちょうな英語で思いを伝えた野田洋次郎

 野田に主役をオファーした経緯について松永監督は、「宏を誰にするかという話をプロデューサーと何度も打ち合わせをする中で、『ミュージシャンにオファーしてみないか』という提案があり、役の設定である28歳で、日本で活躍しているミュージシャンをリストアップしました。その中で、野田洋次郎という人の作り出す歌詞や曲の雰囲気、そして歌っている姿がとても色っぽく、艶っぽかった。人が『生きる、死ぬ』という僕が描きたい映画のテーマに共感できる歌を歌っている方だと思った」と述懐。

 一方の杉咲に関しては、「1年間、オーディションをやらせていただき、今、一線で活躍されている女優さんがたくさんいる中で、最初から彼女の芝居は本当にすごかった。最終的に5人くらいに絞らせていただいたのですが、杉咲さんと野田さんが演技を通して変化していくエチュードがとても素晴らしくて彼女に決めました」と杉咲の顔をちらり見ながら、当時を振り返った。(取材:坂田正樹)

映画『トイレのピエタ』は6月6日より新宿ピカデリーほかにて全国公開

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