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サイモン・ペッグ、邦画を観るときは必ず字幕版!日本のファンからの質問に一挙回答

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日本のファンからの質問に回答したサイモン・ペッグ - ロンドンの自身のオフィスにて
日本のファンからの質問に回答したサイモン・ペッグ - ロンドンの自身のオフィスにて

 サイモン・ペッグが、先日ツイッターで実施された主演映画『しあわせはどこにある』のQ&A企画で集められた日本のファンからの質問に一挙回答した。9日間で200件以上の質問が寄せられた中、質問数の多かったものや特にユニークなもの計11件を本作権利元を通じてサイモン本人にメールで投げ掛けたところ、ファンの熱い思いを感じ取ったのか、多忙であるのにもかかわらず、わずか7時間後には回答が到着したという。

 「落ち込んでいる人、弱っている人に少しでもhappyになってもらえるような言葉があれば教えてペグさん!」という質問に、「『エルボー』だね。英語で腕の真ん中にある関節を表す言葉だよ。英語としてとても美しくて大好きなんだ」と答えたサイモン。日本語の響きもすごく好きだといい、「日本映画を観るときは、英語吹き替え版ではなく、必ず字幕版で観る。『AKIRA』とか『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』なんかの映画はオリジナルの日本の声優バージョンの方がずっといいね」と明かした。

 8月公開のトム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』にも出演しているサイモンが本作でふんしたのは、幸せのヒントを求めて世界各地へ旅に出る精神科医だ。「もしトム・クルーズがペグさんの元に精神分析の診察を受けにきたとしたら、どんな診断を下しますか?」との問いには、「ハハハ。トムはそんなんじゃないよ。彼はとても尊敬できる人だし、ぼくに診察なんて頼んでこないよ」と返答。

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 「トムとぼくは良い友だちだけど、みんなも神話の裏側にいる本当の彼に会えば、彼が自分の道で成功しようと努力する普通の人間だと気づくはずだよ。たまたま彼が選んだ『道』が、国際的な映画スターになることだっただけさ」と知られざるトムの素顔にも触れている。これら11件の質問と回答の全文は、同作の公式サイトと公式SNSで随時発表される予定だ。

 『スター・トレック』シリーズ第3弾の脚本を手掛け、完成後はエンジニアのスコッティ役で同作の撮影に入ることになっているサイモンは、『しあわせはどこにある』のプロモーションでの来日はかなわなかった。今回のQ&A企画の回答に併せて公開された特別動画では、サイモンが流ちょうな日本語であいさつしているほか、「日本に行けなくて本当にごめんなさい」とファンへメッセージを送っている。(編集部・市川遥)

映画『しあわせはどこにある』は6月13日よりシネマライズ、新宿シネマカリテ、品川プリンスシネマほか全国順次公開

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