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グロテスクな“セイウチ人間”完成形をチラ見せ…『Mr.タスク』本編映像

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牙が立派! - 映画『Mr.タスク』ポスタービジュアル
牙が立派! - 映画『Mr.タスク』ポスタービジュアル - (C) 2014 Big Oosik, LLC, and SmodCo Inc. All Rights Resereved.

 人間をセイウチに変える老人の凶行を映し出したケヴィン・スミス監督のホラー・エンターテインメント映画『Mr.タスク』から、これまでベールに包まれてきた“セイウチ人間”完成形のチラ見せ動画が公開された。

 映像では、狂人ハワード(マイケル・パークス)によって“セイウチ人間”へと改造されてしまった主人公ウォレス(ジャスティン・ロング)のもはや原型をとどめていない姿が、足ヒレからなめるように映し出される。術後すぐのため、縫合の痕が生々しくグロテスクだ。体のところどころに耳や鼻が付いていることから、改造に人間の皮膚が使われたことがうかがえる。

 そしてドビュッシーの「月の光」の美しい調べをかき消すように響き渡るのは、声帯を傷つけられ、セイウチのような“音”を出すことしか許されないウォレスの悲痛な叫び。自分が作り上げた“セイウチ人間”を満足げに眺めながら語りかけるハワードが、叫び続けるウォレスを「セイウチは泣かんぞ!」と一喝するシーンで動画は終わる。

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 この“セイウチ人間”の造形を担当したのは、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の原案を手掛けた、特殊メイクアーティストのロバート・カーツマン。スミス監督との打ち合わせでは「『悪魔のいけにえ』のレザーフェイス、そしてフランケンシュタインをイメージして作りこんだ」とその造形について明かしている。今回の動画では映らなかった“セイウチ人間”の顔、そしてウォレスの運命に注目だ。(編集部・市川遥)

映画『Mr.タスク』は7月18日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイント(レイト)ほかにて公開

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