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母親に美しさは必要ない!?女性が考える理想の母親像とは?

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母親役のローラ・ダーン、娘役のリース・ウィザースプーンはそれぞれアカデミー賞助演女優、主演女優賞にノミネート!
母親役のローラ・ダーン、娘役のリース・ウィザースプーンはそれぞれアカデミー賞助演女優、主演女優賞にノミネート! - (C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 愛する母を突然失い、その喪失感から人生のどん底へと転落してしまったヒロインが、トレーニングもせず、1,600キロも山歩きするという無謀な旅に挑み、母が愛してくれた本来の自分を取り戻すまでを描いた、映画『わたしに会うまでの1600キロ』。本作の一般試写会で20代から50代の女性を対象に、母親に求める資質を問うアンケートを行ったところ、意外なことに「美しさ」と回答した人は0名だった。

 「あなたが母親に最も求めるものは何ですか?」という問いに対し、最も多かったのは「包容力」34%、次いで「優しさ」28%、「強さ」25%、最後に「賢さ」9%という結果になり、「美しさ」と答えた人は0名だった。友達や姉妹のような母との関係が昨今のトレンドのようにいわれているが、実は娘が求める母親像は普遍的。どんなときも、どんなことも、しっかりと受け止めてくれる、肝っ玉母さんが理想なのだ。

 また、「母親に一番、相談することは何ですか?」という問いには、「何でも」と答えた人が37%に及んだ。続いて、「人間関係」31%、「仕事」12%。例外的だが、「恋愛」を母親に相談するという仲良し母娘も存在。人生の先輩である母親は、娘にとって最も心強い相談相手になり得るのだろう。

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わたしに会うまでの1600キロ
ヒロインが1,600キロの旅を経て得た人生の真理とは……?(C) 2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

 そう考えれば、本作のヒロイン・シェリルが、母を失った苦しみから逃れられなくなるのも納得できる。母を亡くすという人生で最もつらい経験をしながら、一番に相談したい相手はこの世にもういない。彼女はたった一人ではい上がるしかなかったのだ。

 父と息子、父と娘、母と息子では考えられない結び付きを持つ母と娘の密接な関係。母は女性として、自分がした失敗を娘には決してしてもらいたくないと願う。劇中ではシェリルの母親がシェリルの大学進学を誰よりも喜んでいる場面が印象的だ。子育てのために自分が断念した勉学。娘にはきちんと学んでもらい、自分とは違う人生を歩んでもらいたい。シェリルのように、母親の助言が時に疎ましくプレッシャーに思うこともあるだろう。けれど、母親は誰よりも自分のことを心配してくれる人生の先輩。彼女のアドバイスは全て娘のためを思ってのものなのだ。

 あなたが母親に一番、相談することは何だろう。仕事、人間関係に限らず、これからは恋愛の悩みも進んで母親に相談してみるのはどうだろう。(高山亜紀)

映画『わたしに会うまでの1600キロ』はTOHOシネマズシャンテほかにて全国公開中

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