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ドリームワークス、ディズニーとの配給契約を更新しない?

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ドリームワークスの代表でもあるスティーヴン・スピルバーグ
ドリームワークスの代表でもあるスティーヴン・スピルバーグ - Ian Gavan / Getty Images

 スティーヴン・スピルバーグらが代表を務めるドリームワークスが、米ウォルト・ディズニー・カンパニーとの配給契約を更新しない意向だと The Hollywood Reporter が報じた。現在の契約は来年8月に終了する。

【動画】スピルバーグが製作総指揮!『ジュラシック・ワールド』

 ドリームワークスがディズニーと契約を結んだのは2009年。それ以降、ディズニーはマーベル・エンターテイメントやルーカスフィルムなどを買収し、スーパーヒーローやSFを題材に安定した興行を見込める映画に力を入れてきた。この方針が、ディズニーからドリームワークスが離れるきっかけになったのではないかという憶測が海外メディアの間ではなされている。
 
 ディズニーは、スピルバーグが監督を務めたドリームワークスの作品をあと二つ配給する予定だという。その二作品は、トム・ハンクス主演、ジョエル&イーサン・コーエン脚本で、冷戦がテーマのサスペンス大作『ブリッジ・オブ・スパイ』(日本公開2016年1月予定)と、『チャーリーとチョコレート工場』の原作者ロアルド・ダールの児童小説「オ・ヤサシ巨人BFG」を実写化した作品(全米公開2016年7月1日予定)。

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 情報筋が同サイトに語ったところによると、ドリームワークスは米ユニバーサル・ピクチャーズと配給契約を結ぶ可能性が高いという。スピルバーグが製作総指揮を務めた『ジュラシック・ワールド』はユニバーサルが手掛けており、同作の続編も決定していることから、ディズニーからユニバーサルへの移行は自然な流れと言えるのかもしれない。また、スピルバーグはアーネスト・クラインの人気SF小説「ゲームウォーズ」の映画化作品(2017年全米公開予定)を米ワーナー・ブラザースの下で製作することも発表している。

 ドリームワークスは『ショコラ』などのラッセ・ハルストレム監督の新作『ア・ドッグズ・パーパス(原題) / A Dog’s Purpose』や、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』のテイト・テイラーが監督、エミリー・ブラントが主演の『ザ・ガール・オン・ザ・トレイン(原題) / The Girl on the Train』、そしてスカーレット・ヨハンソンが主演を務めるハリウッド実写版「攻殻機動隊」といった作品の製作を控えているが、これらの作品は新たなパートナーの下で配給されるとみられている。

 ディズニー、ドリームワークス、ユニバーサルは本件に関するコメントを拒否しているとのこと。(編集部・石神恵美子)

映画『ジュラシック・ワールド』第2弾予告編 » 動画の詳細
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