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故・森田芳光監督デビュー作35年後を描く続編に、森田組ゆかりのキャスト大集合

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映画『の・ようなもの のようなもの』ポスタービジュアル
映画『の・ようなもの のようなもの』ポスタービジュアル - (C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

 2011年に61歳の若さで急逝した鬼才・森田芳光監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を描く映画『の・ようなもの のようなもの』が2016年1月16日に公開決定。昨年発表された主演の松山ケンイチ北川景子に加え、『メイン・テーマ』(1984)の野村宏伸、『家族ゲーム』(1983)の宮川一朗太、『39 刑法第三十九条』(1999)の鈴木京香ら森田組ゆかりのキャストが集結することが明らかになった。

【写真】森田芳光監督の遺作で松ケン&瑛太が共演

 森田監督が1981年に製作した『の・ようなもの』は、古典落語の修業に励む二ツ目の落語家・志ん魚(とと)と、風俗嬢、落研の女子高生ら彼を取り巻く人々の人間模様を描いたドラマ。主人公の落語家を、のちに森田作品の常連俳優となる伊藤克信、風俗嬢を秋吉久美子が演じた。その35年後を描く『の・ようなもの のようなもの』では、今や「もう二度と落語はやらない」と誓いのらりくらりと暮らす志ん魚と、師匠のもとで修行中の生真面目な落語家・志ん田(でん)、対照的な2人の共同生活が展開。自分らしく生きる志ん魚から自分に足りない何かを見いだす志ん田、不器用ながらひたむきに生きる志ん田から忘れかけていた落語への愛を取り戻す志ん魚、ぞれぞれの行く末が描かれる。

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 パッとしない主人公・志ん田役に森田監督の遺作『僕達急行 A列車で行こう』で主演を務めた松山ケンイチ、彼が思いを寄せる師匠の娘・夕美役に『間宮兄弟』の北川景子。伊藤克信、尾藤イサオでんでんが前作と同じ役で続投。そして、野村宏伸、鈴木亮平ピエール瀧佐々木蔵之介塚地武雅、宮川一朗太、鈴木京香、仲村トオル笹野高史内海桂子三田佳子ら森田作品に名を連ねてきた顔ぶれが、「まさか」の役どころで登場するという。

 『の・ようなもの』以降、森田作品を助監督として支えた杉山泰一がメガホンを取り、主題歌には前作に続き尾藤イサオの「シー・ユー・アゲイン雰囲気」を起用。森田監督を敬愛するスタッフ&キャストの思いを束ねた一大プロジェクトに期待が高まる。(編集部・石井百合子)

映画『の・ようなもの のようなもの』は、2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国公開

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