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吉川晃司、池井戸ドラマで阿部寛のライバル役!“かぶいた役”でなく「新鮮」

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「下町ロケット」に豪華キャスト! (左から)恵俊彰、安田顕、吉川晃司、立川談春、真矢みき、倍賞美津子
「下町ロケット」に豪華キャスト! (左から)恵俊彰、安田顕、吉川晃司、立川談春、真矢みき、倍賞美津子

 ロック歌手の吉川晃司が、ベストセラー作家・池井戸潤の直木賞受賞作を阿部寛主演で実写化するTBS系連続ドラマ「下町ロケット」に出演することが明らかになった。吉川が同局の連続ドラマに出演するのは、これが初となる。

 ドラマは、宇宙科学開発機構の元研究員で、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」の社長を務める佃航平(阿部)が主人公。倒産の危機に立たされた工場の経営をめぐる騒動の中、捨てきれずにいた宇宙への夢と現実のはざまで奮闘する佃の姿が描かれる。

 吉川が演じるのは、宇宙航空分野で世界のリーディングカンパニーになることを目指す大企業「帝国重工」の部長・財前道生。同社の純国産ロケット打ち上げプロジェクトのかじ取りを任された人物で、佃製作所が特許を所有する部品のロケット搭載を望む佃の良きライバルとなる。

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 池井戸ドラマへの抜てきに吉川は「今までは時代ものやSFなどの出演が多く、なおかつ現実世界にはなかなか存在しないような“かぶいた役”が多かったので、今回のお話をいただいたときは新鮮でした」とコメント。財前は、佃の仕事への姿勢や工場の品質レベルの高さを目の当たりにし、会社の方針に逆らって彼を受け入れていく、大企業の異端児ともいえる役どころとなり、「『良識と非常識を持って、常識は持たなくていい』というスタンスで今まで生きてきたので、そういう部分が僕と財前の共通点なのかもしれません」と語っている。

 また、そのほかの追加キャストも発表。佃製作所の経理部長・殿村直弘を立川談春、技術部長・山崎光彦を安田顕、佃の元妻・和泉沙耶を真矢みき、佃製作所と共に戦う弁護士・神谷修一を恵俊彰、佃の母・佃和枝を倍賞美津子が演じる。同作ではすでに、佃の娘・利菜役で土屋太鳳、佃製作所の最大の壁となる帝国重工社長・藤間秀樹役で杉良太郎が出演することも明らかになっており、豪華キャストたちのアンサンブルへの期待が高まる。(編集部・入倉功一)

日曜劇場「下町ロケット」はTBS系で10月18日よる9時スタート

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