「HEROES」新作はヒーローと新ヒーローが力を合わせて人類の危機を救う！

　世界中で大ヒットしたテレビドラマ「HEROES／ヒーローズ」の新ミニシリーズ「HEROES Reborn／ヒーローズ・リボーン」について、ザカリー・リーヴァイが語った。

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　2006年にNBCで放映された「HEROES／ヒーローズ」は、スーパーヒーローのような特殊能力を突如授かった一般人が、地球を救うために活躍する姿を描いた作品。新シリーズでは、大規模な爆破事故の犯行を疑われたことで世間の目から隠れて生きていたヒーローたちが、特殊能力を手に入れて困惑していた新ヒーローたちと力を合わせ、人類の危機を救うというもの。ザカリーは、自警団となるルークを演じている。

　新シリーズの設定について「オリジナルシリーズから5年後の設定で、皆がそろう1年前に平和サミットが行われ、特殊能力を持った者と持っていない者が集まり、差別なしに共に生きる提案がなされるが、そこで大きな爆発事故が起きてしまい、僕の子供を含めた多くの人々が死ぬ。その後、ジュディス・シェコーニ演じる妻とルークは（子供を失って）錯乱状態になり自分自身を失っていくが、最終的に自警団となり、あらゆる悪と戦っていくんだ」と説明した。

　また、「オリジナルシリーズではキャストを2組に分けて、アジア、ヨーロッパ、さらに南アメリカまで宣伝ツアーが行われたが、あれほどの海外のプレスを見たのは、その後では映画『アベンジャーズ』くらいで、本当にすごかった。おそらく、オリジナルの第1シーズンのような視聴者の反応を望むのは難しいだろうけど、僕らもあれを目標に演じていた」と意気込みを明かした。

　新シリーズのキャラクターについて「新シリーズでは、新たなキャラクターも居るが、オリジナルシリーズからジャック・コールマン演じるノア・ベネットも登場する。彼が、新キャラとオリジナルのキャラを結びつけるんだ。もっとも新シリーズは、たとえオリジナルシリーズを観ていなくても、新たな物語として楽しめるし、観ていた人は振り返るシーンがふんだんに含まれているから楽しめるよ」と答えた。（取材・文・細木信宏／Nobuhiro Hosoki）