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成宮寛貴、ピーター・パンの思い出にウルウル!

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若き日のフック船長の声を務める成宮寛貴
若き日のフック船長の声を務める成宮寛貴

 映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、日本語吹き替え版で声優を務めた成宮寛貴水川あさみが登壇した。この日は、「ピーター・パン」への強い思い入れを語るあまり、成宮が涙ぐむ場面も見られた。

【写真】成宮寛貴&水川あさみが満面の笑み!

 本作は、「ピーター・パン」を新たな視点で実写化したファンタジー大作で、普通の少年がピーター・パンになるまでの秘められたドラマを描く。日本語吹き替え版では、成宮が若き日のフック船長、水川が美しき戦士タイガー・リリーの声を担当した。

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 子供の頃から「ピーター・パン」が大好きだったという成宮は、「寝る前に本もよく読んでいたし、想像を膨らませて、いつかネバーランドに行けたらと思っていました」と幼少期を振り返る。それだけに役に対する思い入れも強く、「ピーター・パンはある時、自分のためではなく、人を守るために(高い所から)飛び降りるんです。そこで初めて彼はピーター・パンになるんだけど、そのシーンを思い出すだけで泣いちゃうんですよ」と熱く語る瞳はウルウルと輝いていた。

 アフレコについては、「台本を読んで思っていた設定の声よりも、3倍くらいにテンションを上げてしゃべらないと、ハマらなくて。そのあたりを探るのは楽しかったし、新しい挑戦でしたね」と成宮が語る一方、声優初挑戦となった水川は「すべてが初めてだったから、いろんな発見があって楽しめたけど、不安もありつつ、いろんな感情がブースの中で湧き上がっていました」と緊張の初体験の様子を明かした。

 劇中では、フック船長とタイガー・リリーの淡い恋模様も見どころの一つ。水川は、フック船長の印象を「とても不器用なところが目立つけど、ピーター以上にすごくかわいい一面を見ることができて、素敵だなと思いました」と話し、成宮をチラッと見ると、成宮は「僕じゃないですからね」と少し焦ったような様子を見せて会場の笑いを誘った。(取材・文:桂伸也)

映画『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は10月31日より全国公開

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