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異例尽くし!R2-D2 ANA JETはスター・ウォーズ愛と共に

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ダース・ベイダー御一行が乗り込むシュールな光景
ダース・ベイダー御一行が乗り込むシュールな光景

 17日に羽田空港発着の R2-D2 ANA JET 遊覧フライトが行われ、抽選で選ばれたスター・ウォーズファンらが異例尽くしの初フライトに参加した。『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクターであるR2-D2のデザインが施された特別塗装機は、外も中もそして搭乗員のサービスまでスター・ウォーズ一色だった。

【写真】 R2-D2 ANA JET の内部とコスプレ風景ギャラリー

 今回のフライトで最も異例だったのは、『スター・ウォーズ』のコスプレをしての搭乗を大々的に呼び掛けたこと。ANA PLANET Fan Photo 投稿キャンペーンで当選した42名(当選倍率約13倍)の中には、生粋のコスプレイヤーも多く、衣装の完成度とコスプレ魂が非常に高いので、機内はまさに『スター・ウォーズ』の世界に入り込んだような雰囲気だった。参加者も「こんな機会はめったにない!」と貴重な体験ができることに興奮していた。

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 そんなファンらが搭乗し、まず注目したのが座席のヘッドレストカバーから、紙コップや紙ナプキンに至るまでR2-D2仕様になっているところ。そして天井のライトはライトセーバー色の赤、青、緑になっており、出発前には『スター・ウォーズ』のテーマ曲と共にそのライトが激しく点滅するという、ディズニーランドのアトラクションを思わせる演出が始まると、乗客から大きな歓声が上がった。

 さらに、R2-D2の機械音と共に始まった機内アナウンスでは、客室乗務員が「遥か彼方の銀河系に思いを馳せながら、しばしお待ちください」と『スター・ウォーズ』のお決まりのセリフを交えるというサービスぶり。特に機長のアナウンスは秀逸で、「ハン・ソロに代わりまして」「本機はミレニアム・ファルコン号の約2倍の大きさです」「安全のためハイパードライブは使用しないことになっています」など、随所にスター・ウォーズネタをちりばめたアナウンスで乗客を楽しませた。最後はもちろん、「フォースと共にあらんことを」で締めることも忘れず、乗客の心をがっちりつかんでいた。さらに上空で行われた撮影大会では、コスプレイヤーと客室乗務員が一緒に写真撮影をするなど、通常のフライトでは味わえない異様な盛り上がりを見せた。

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 異例尽くしとはいえ、スター・ウォーズファンの必需品ともいうべきライトセーバーは、保安上の理由から機内への持ち込みはかなわなかったが、スター・ウォーズ愛に満ちた演出と機内サービスに、ファンは大満足で約2時間の旅を終えた。

 R2-D2 ANA JET は、18日より国際線定期便にて運航が開始されている。海外にはなかなか行けないが乗ってみたいという人には、20日、22日、31日の3日間、羽田発着全12便の国内線での運航も予定されている。(編集部:香取亜希)

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日 18時30分より全国一斉公開

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