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“立ち上がる”実物大ガンダム計画が一歩前に!富野由悠季&SUGIZOも期待!

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発表会に出席したSUGIZOと「立ち上がるガンダムを僕にも見せてほしい」と語った富野由悠季監督
発表会に出席したSUGIZOと「立ち上がるガンダムを僕にも見せてほしい」と語った富野由悠季監督

 アニメ「機動戦士ガンダム」が生誕40周年を迎える2019年に向けて、実物大ガンダム立像を動かすことを目標に掲げるプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」の、一般公募アイデア第1次審査結果が明らかになった。東京・秋葉原で26日、プロジェクトメンバーの発表会が行われ、監督を務めた富野由悠季と、ギタリストのSUGIZOLUNA SEAX JAPAN)が出席した。

 発表会では、18メートルのサイズを誇るガンダムを実際に動かす「リアルエンターテインメント部門」の受賞者が発表され、日本や台湾などからの応募者4人が受賞。本プロジェクト参加メンバーの資格と、報奨金50万円を受け取った。一方、視覚効果を利用して仮想空間で動きを再現することを目標に設置された「バーチャルエンターテインメント部門」は該当者なしとなった。

 プレゼンターを務めたSUGIZOは「僕は小さい頃からすごくSF少年で、ガンダムにとってもはまった子供だった。今、僕らがかつて思い描いた夢が現実になっている、そんな実感があります」とコメント。さらに「本当に明るい未来が現実になっているかというと、世の中の情勢もあり、問題が山積している状況と言わざるを得ない」と明かすと、「技術者の方に世の中を導いてもらいたい。僕らが夢見た明るくて平和な未来を、テクノロジーを用いてどんどん具現化してほしい。ガンダムとこの世界のために」と力を込めた。

 また富野監督は、「(現実社会では)戦争をしながら新たな機種を開発して戦場に登場させている。それで戦争にも国にも勝てるという幻想を抱いている」と切り出すと、「そっちのほうが実はずっとフィクション。ウソ八百なんです」と断言。「こういう平和な時代だからこそ、僕らはガンダムという当たり障りのないものを使って、工学という分野で攻めていきたい。人型のものを動かすというと、工学的にどれほどばかばかしくてたいへんなことか。でも、それを達成することで新しい技術も生まれるし、ブレイクスルーになるような要因もはらんでいる」と続けると、「立ち上がるガンダムを僕にも見せてほしい。動いてくれたら、またその先を考えてくれる人たちがきっと出てくると思います。そのためにもこういうことを僕らがまずやって見せることが大切だと思っています」とプロジェクトにエールを送った。(取材・文:名鹿祥史)

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