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セレブ用ヘリコプター、苦情で停止 サンダンス映画祭で

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サンダンス映画祭
サンダンス映画祭 - Matt Winkelmeyer / Getty Images

 米ユタ州で開催中の「サンダンス映画祭2016」で、セレブ用のヘリコプター送迎サービスが苦情により運航停止を言い渡されたとDeadlineなどが報じた。

 映画祭が行われているパークシティは、ソルトレークシティー国際空港から車で約40分の場所にある。ヘリコプターだと15分しかかからないため、配車サービスの「Uber」がエアバスと組んで「UberCHOPPER」の名前で片道200ドルから300ドル(約2万4,000円から3万6,000円)で映画祭の期間中、運行サービスを開始。同時にBlade社も片道595ドル(約7万1,400円)でサービスを提供していた。UberCHOPPERは5人乗り、Bladeは6人乗りだったという。(1ドル120円計算)

 着陸地はサンダンス映画祭の近くの私邸の敷地内で、そこからは車で会場まで送るサービス付きだったが、両社とも地元サミット郡の許可を取らずに運営していたとのこと。頻繁に離発着するヘリコプターの音に近隣住民が苦情を申し立て、保安官事務所は郡規定に違反するとして両社に警告を出したという。警告には「今後、着陸した場合、パイロットの逮捕と機体の押収もあり得る」という文も含まれていたため、両社ともすぐに運行を取りやめたらしい。

 UberはこれまでもF1レースやコーチェラ音楽祭の会場などに送迎ヘリを飛ばしており、今後はヘリコプターのハイヤーも一般的になるのかもしれない。(澤田理沙)

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