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ディーン・フジオカが忍者役!主演映画が“逆輸入”日本公開へ

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主演のディーン・フジオカ
主演のディーン・フジオカ - 『NINJA THE MONSTER』2016年2月20日(土)~1週間限定上映 (C)2015 松竹

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で大ブレイクした俳優のディーン・フジオカが主演を務める映画『NINJA THE MONSTER』が、2月20日より一週間の期間限定で日本公開されることが明らかになった。海外マーケットを狙って製作された本作だが、ディーンの人気に伴い国内から「早く見たい!」と問い合わせが殺到し、“逆輸入”公開されることになった。

【写真】“忍者”姿のディーン・フジオカ…

 若手映画人育成を目的として松竹が2012年に発足したブルーラインレーベル(2015年度より現在の名前に変更)の初の海外向け作品として製作された本作。舞台は忍者が危険視されたことで幕府から「忍者禁止令」が発布され、もはや忍は存在しないと思われていた時代。長野藩の救済を乞うために江戸へと向かっていた幸姫と、忍者であることを隠して幸姫に同行していた伝蔵は次第に特別な思いを抱き始めるが、突如現れた“もののけ”が一行を襲う……。

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 海外配給を視野に入れていたため、命をかけて姫を守り抜こうとする伝蔵役にはすでに海外で活躍している国際派俳優のディーンが抜擢された。ヒロインの幸姫役は、放送中の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)で市村子夏役を務める森川葵。『太秦ライムライト』で多数の海外映画祭の賞を受賞した落合賢監督がメガホンを取り、『超高速!参勤交代』の土橋章宏が脚本を手掛けた。

 “逆輸入”公開となった本作に、ディーンは「以前から『いつか一緒に仕事をしましょう』と話しをしていた落合監督との念願の作品で、自分がやりたかったアクションもふんだんに盛り込まれており、公開を楽しみにしていたので、本当に嬉しいです」と喜びをにじませると、「この作品は、まだ物語の序章でしかないので、続編に繋がるように、みなさんぜひ応援よろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

 昨年夏にはカナダのファンタジア国際映画祭でのワールドプレミアが行われ、アジア数か国での配給も決定しているほか、今年3月末に開催される世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭への正式出品も決定。2月18日にはキャスト登壇予定の舞台あいさつ付き先行上映会も開催されるとあり、“逆輸入”の形となった日本でも注目を浴びそうだ。(編集部・吉田唯)

映画『NINJA THE MONSTER』は2月20日より1週間限定公開

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