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片桐はいり、芸名の由来は「ハイジ」と明かす

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「子供の頃ハイジが大好きだった」と語った片桐はいり
「子供の頃ハイジが大好きだった」と語った片桐はいり

 女優の片桐はいりが4日、都内で行われた映画『アーロと少年』のピーター・ソーン監督来日記者会見に出席し、ソーン監督が「日本の美意識に影響を受けました。宮崎駿監督は大好きな監督の一人」と語った際に、「自身の芸名の“はいり”は『アルプスの少女ハイジ』から取ったんです。通じますね」とその由来を明かした。会見には、日本語吹替版で声優を務めた安田成美松重豊八嶋智人石川樹とプロデューサーのデニス・リームも出席した。

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 アニメ映画『アルプスの少女ハイジ』(1974)は、高畑勲監督が演出を、宮崎駿監督が場面設定を担当したことで知られる名作。片桐は「子供の頃ハイジが大好きだったので、友達があだ名で“はいり”って呼んでくれるようになったのが由来です」と説明し、続けて「本作を観て、わたし、アルプスの山々を思いだしたんです。これってひょっとして……?」とソーン監督に尋ねた。

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 これに対しソーン監督は、「山の頂がとがっていてピンク色に明るく光っているのは、『アルプスの少女ハイジ』のイメージもあります。ジョン・ラセター(本作の製作総指揮)は、これを“アルパイン・グロー(山の輝き)”って呼ぶんです」と製作の裏側を明かしていた。

 本作は、隕石が地球にぶつからなかったらという“もしも”の世界を舞台にしたフルCGアニメーション作品。ある日突然家族と離れ離れになり、ひとりぼっちになってしまった恐竜アーロと人間の少年の友情と冒険が描かれる。日本語吹替版では主人公アーロの声を石川が、アーロのママの声を安田が担当する。また、アーロが出会うTレックスの家族は、父親・ブッチ役を松重、おてんばな姉・ラムジー役を片桐、好奇心旺盛な弟・ナッシュ役を八嶋がそれぞれ務める。

 片桐は、自身の役どころについて「松重さんとは誕生日が1日違いですが、今回、(松重が声を務めるブッチの)娘をやらせてもらっています」とコメントし、笑いを誘った。

 韓国人の両親のもとに生まれたソーン監督にとって、本作は長編デビュー作であり、ソーン監督はピクサー長編作を手掛けた初のアジア系監督となった。また、ソーン監督の父親は日本で生まれたといい、「大自然に対するリスペクトの感覚は、日本から大きなインスピレーションを受けました」と振り返っていた。(取材/岸田智)

映画『アーロと少年』は3月12日より全国公開

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