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阿部サダヲ×瑛太×妻夫木の映画、予告編に羽生結弦の姿

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瑛太と阿部サダヲは庶民を演じる
瑛太と阿部サダヲは庶民を演じる - (C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会

 阿部サダヲ主演の映画『殿、利息でござる』の予告編がお披露目され、瑛太妻夫木聡といった豪華キャストに加え、フィギュアスケーター・羽生結弦の映画初出演姿が公開された。

 本作は映画『武士の家計簿』の原作者である磯田道史の「無私の日本人」の一編「穀田屋十三郎」を、『白ゆき姫殺人事件』等の中村義洋監督が映画化。仙台藩の年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町(吉岡宿)を守るため、庶民が藩に大金を貸し付け、利息を巻き上げるという嘘のような実話が描かれている。殿を相手に一世一代のマネーゲームに挑む穀田屋十三郎を阿部、十三郎に秘策を持ちかける知恵者の篤平治を瑛太、十三郎の弟の甚内を妻夫木が熱演している。

 公開された予告編には、今作が時代劇初挑戦となる竹内結子のほか、松田龍平きたろう山本舞香西村雅彦寺脇康文といった豪華な俳優陣が次々に登場。コミカルな演技からシリアスなものまで、それぞれが特徴のある演技を息もつかせぬ勢いで披露している。

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 そんな中で、最も目を引くのがフィギュアスケート選手の羽生。映画初出演にして、映画のタイトルにもある“殿”、伊達重村(だて・しげむら)を演じる羽生のちょんまげ姿は存在感抜群で、リンクでの立ち居振る舞いそのままに、クールな表情で庶民たちの前に登場している。

 緊迫した実話をもとにした時代劇を、中村監督独特の演出でユーモアたっぷりに描く本作。忌野清志郎さんが率いたロックバンド・RCサクセションが、坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」をカバーした楽曲が主題歌として使用されることも話題となっている。(編集部・海江田宗)

映画『殿、利息でござる!』は5月14日より全国公開

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