「24」新作、シリーズ化決定！リー・ダニエルズのミュージックドラマ「スター」も

　米FOX局イチオシのパイロット版と言われていた2作品のシリーズ化が正式に決まったと The Hollywood Reporter などが報じた。

　オールニューキャストでパイロット版が製作されたテレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の新シリーズ「24:レガシー（原題） / 24:Legacy」は12エピソードで第1シーズンが製作されるとのこと。オリジナル版同様、マルチスクリーンとカウントダウンを駆使したリアルタイム進行は変わらないが、「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」と同じ、12エピソードで24時間を語るスタイルを取ることになる。

　新シリーズのストーリーは、派遣先からアメリカに帰国する際トラブルに遭遇したエリック・カーター（コーリー・ホーキンズ）が、CTU（テロ対策ユニット）に助けを求めるというもの。CTUは彼の命を救うと共に、アメリカ本土へのテロ攻撃を未然に防ごうとするという。

　CTUの元責任者レベッカ役にはミランダ・オットー、エリックの妻役にはアンナ・ディオプがキャスティングされており、ジミー・スミッツも重要な役で登場すると発表されている。キーファーはエグゼクティブ・プロデューサーの一人だが、新ドラマ「デジグネイテッド・サバイバー（原題） / Designated Survivor」に主演するため、新作には登場しない。

　また、「Empire 成功の代償」のクリエイターの一人、リー・ダニエルズが手掛ける新ミュージックドラマ「スター（原題） / Star」も13エピソードでシリーズ化が決まったとのこと。

　同ドラマは、ジョージア州アトランタを舞台に3人の若い女性（ジュード・デモレスト、ライアン・デスティニー、ブリタニー・オグレイディ）がグループを結成し、スターを目指すストーリー。クイーン・ラティファが美容室のオーナー兼3人組の母親的存在のカルロッタを演じる。また、ベンジャミン・ブラットがカルロッタの元恋人で、3人組を売り出そうとするタレント・マネージャー役で登場する。（澤田理沙）