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冨田勲氏の遺作、予定通り上演へ 初音ミクとのコラボ新作

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冨田勲氏
冨田勲氏 - photo by Yashuhiro Ohara

 今月5日に亡くなった「ジャングル大帝」「リボンの騎士」などで知られる作曲家・編曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲氏が死の直前まで携わっていた新作「ドクター・コッペリウス」を、予定通り11月に上演すると日本コロムビアが発表した。

 「冨田勲 生誕85周年記念」として銘打たれていた同作だが、今回冨田氏が亡くなったことを受け急きょ企画趣旨を再検討。本人の遺志や遺族の意向を踏まえた上で、新たにタイトルを「冨田勲 追悼特別公演 冨田勲×初音ミク『ドクター・コッペリウス』」に変更して上演を行うとのこと。

 「ドクター・コッペリウス」は音楽・バレエ・映像が一体となった舞台作品。冨田氏の前作「イーハトーヴ交響曲」に続き、「初音ミク」を開発したクリプトン・フューチャー・メディアが全面協力して製作が進められていた。

 上演日程は変わらず11月11日、12日を予定。また演奏会の内容・詳細については、オフィシャルサイトで後日あらためて発表するという。また企画変更に伴い、払い戻しを希望する場合は6月30日まで受け付けるとのこと。(編集部・井本早紀)

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