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ラテンアメリカで初の日本映画特集が開催!『クレヨンしんちゃん』や山田洋次監督作も上映

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1a Semana de cine japonesのイメージビジュアル
1a Semana de cine japonesのイメージビジュアル

 ラテンアメリカで初となる日本映画特集「1a Semana de cine japones」(第1回日本映画週間)が5月13日~19日、メキシコ合衆国の首都メキシコシティほか主要8都市で開催される。現地時間9日、主催のメキシコ最大の映画館チェーン、シネポリスの広報ラモン・ラミレス氏、後援の在メキシコ日本大使館・山田彰大使、協力の日本映画製作者連盟・菅原明美さんが会見を行った。(中山治美)

 メキシコではこれまで、北野武監督作や三池崇史監督作など世界三大映画祭などで注目された作品や、黒澤明大島渚といった巨匠たちの旧作がシネテカ(フィルムセンター)や映画祭などで上映されてきた。昨夏は市川崑監督特集がシネテカ・ナシオナルで、今春開催された第31回グアダラハラ国際映画祭では「エロティック・ジャパニーズ・シネマ」と題し、神代辰巳監督『赤線玉の井 ぬけられます』(1974)など4作が上映されている。

 だが今回は国内興行収入10億円以上のヒット作やアニメーションが中心で、初の商業映画の特集となる。上映作品は巨匠・山田洋次監督『小さいおうち』(2013)など長編5作品と、短・中編4作品。その中にはメキシコを舞台にした『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』(2015)もあり、“凱旋上映”も注目されている。

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日本映画特集
日本映画製作者連盟・菅原明美さん、主催のメキシコ最大の映画館チェーン、シネポリスの広報ラモン・ラミレス氏、後援の在メキシコ日本大使館・山田彰大使らが9日に行われた会見に出席した

 メキシコでの開催後は、チリ、ペリー、コロンビア、パナマ、コスタリカと中南米5か所での巡回開催も予定しており、映連の菅原さんは「最終的には日本映画の南米市場の拡大に繋げていきたい」と語っている。中南米は日本人移民が数多く住んでいるだけに、日本作品を待ち望んでいる人たちも多そうだ。(取材・文:中山治美)

上映作品は以下の通り

【長編】
山田洋次監督『小さいおうち』(2013)
日向朝子監督『好きっていいなよ。』(2014)
三木孝浩監督『ホットロード』(2014)
羽住英一郎監督『映画 暗殺教室 』(2015)
橋本昌和監督『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 ~サボテン大襲撃~ (』(2015)

【短・中編】
森田修平監督『カクレンボ』(2005)
粟津順監督『惑星大怪獣ネガドン』(2005)
粟津順監督『プランゼット』(2010)
山本蒼美監督「この男子、魔法がお仕事です」(TV:2016)

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