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木梨憲武『ニモ』家族と自分の家族、どうしても比べちゃう

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前作からはなんと13年!
前作からはなんと13年!

 とんねるず木梨憲武が29日、大ヒットアニメ映画『ファインディング・ニモ』(2003)に引き続き声優を務めた続編『ファインディング・ドリー』の都内で行われた記者会見に登場し、自身の家族と重ねた同作への思いを明かした。この日は、アンドリュー・スタントン監督、アンガス・マクレーン共同監督の来日を、木梨ほか室井滋上川隆也中村アンら日本語吹き替え版キャストが出迎えた。

【写真】声優キャスト陣、頭に魚をつけて登場!

 カクレクマノミのニモと父親マーリンの絆を描き大ヒットした前作の続編となる本作。前作で人間のダイバーに連れ去られたニモを探すためマーリンと共に冒険の旅に出た忘れん坊のドリーを主人公に、ドリーの家族を探すために海の仲間たちが再集結。ドリーの幼少期の秘密を解くカギを求めて、人間の世界へと大冒険に繰り出す。

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 「以前、決して『ニモ』の続編はないとおっしゃっていましたよね」という進行役の問いかけに、スタントン監督は「2012年に確認のため『ファインディング・ニモ 3D』を見直したら、ドリーの家族は見つかっていないし、ドリーがこの先どうなるかとても心配になっている自分がいて、物忘れで周りに謝ってばかりのドリーに、もう謝ってほしくないし、もっと自分を愛してほしいと思ったら、続編のことで頭がいっぱいになってしまったんです」と動機を説明。「前作の1年後という設定ですが、冒険を経験し、ニモは10歳分も成長し、賢くなったと思います。自分の欠点を含めて、自分のあるがままを受け入れられた時、人は安らぎを感じるのでは? それをドリーにも感じてほしかった」と語る。

 日本語吹き替え版では、前作と同じくドリーを室井が、ニモの父・マーリンを木梨が担当。室井が「前作から13年経って、再びドリーをやれるなんて新人に戻ったような気持ちです。すっかり(自分が)ドリー化して、タクシーにケータイを忘れたりガーデニング用品を買いにスーパーに行ったら、カーテン売り場の前に立っていたり、心までドリーの気持ちになっています」と続投を喜ぶと、木梨も「うちには3人の子どもがいるのですが、(3番目の子が)生まれた年に『ニモ』が始まって。今度の『ドリー』で、13歳。公開したら家族、親戚、友達でごっそり観に行きます。自分の家族と、マーリンの家族を、どうしても比べちゃいますね」と縁の深い作品への思いを明かしていた。

 日本より一足早い6月17日より公開となった全米では、『シュレック 3』を超え、アニメ映画史上No.1のオープニング興行収入を記録している。(取材/岸田智)

映画『ファインディング・ドリー』は7月16日より全国公開

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