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18世紀の淑女がゾンビ成敗!『高慢と偏見とゾンビ』仰天の初写真

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 映画『ブリジット・ジョーンズの日記』のベースになった小説としても知られる英国人女性作家ジェーン・オースティンの代表作「高慢と偏見」を、まさかのゾンビパロディー化した映画『高慢と偏見とゾンビ』が9月に公開される。同作は、衝突し合いながらも惹かれ合っていく男女の恋の顛末を描いた本家の舞台を、18世紀から謎のウィルスが蔓延する終末世界に置き換えるという大胆な発想で話題になったセス・グレアム=スミスのベストセラー小説に基づく。

 物語は、片田舎で裕福な男性との結婚を夢見ながら得意のカンフーで日々ゾンビと戦うベネット家5人姉妹の屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してきたことから始まる。浮かれまくる姉妹の中で、次女エリザベスだけは初対面でみせた彼の高慢な態度にムッとしていた。しかしそんな矢先、人類とゾンビの最終戦争が勃発し、共に戦うことになった2人は互いに偏見を持っていたことに気づき始め……。『シンデレラ』でブレイクしたリリー・ジェームズが男勝りなエリザベスに、『マレフィセント』のサム・ライリーがツンデレ男子のダーシーにふんし、ザック・エフロン主演の2作『セブンティーン・アゲイン』(2009)、『きみがくれた未来』(2000)などで知られるバー・スティアーズがメガホンを取る。

 今回お披露目となったビジュアルは、リリー演じるエリザベスがゾンビと戦うシーン。ゴージャスなドレスを着ているのに、手には剣……というアンバランスさはインパクト大。ちなみに、ダーシーの武器は日本刀(!)だという。

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 映画化のきっかけは、女優のナタリー・ポートマンが、かねてより親交のあるプロデューサーのアリソン・シェアマーにかけた1本の電話。ナタリーの勧めでアリソンは「高慢と偏見とゾンビ」を読んだと言い、やがてそれがベストセラーになったことから「ナタリーの目に狂いはなかった」と確信することになった。そのナタリー自身もプロデューサーとして名を連ねる本作は、ロマンスにホラー、パニック、アクションと相容れないジャンルの要素を融合させた快作となっている。(編集部・石井百合子)

映画『高慢と偏見とゾンビ』は9月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国順次公開

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