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18年服役も無実…共犯のおいも有罪じゃない

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写真はイメージ - iStock.com / Marilyn Nieves

 Netflixドキュメンタリー「殺人者への道」で取り上げられたスティーヴン・エイブリーのおい、ブレンダン・ダッシーの有罪判決が覆されたとPeopleなどが報じた。

 同シリーズは今年のエミー賞で6ノミネートを獲得。クローズアップされているのは、1985年に身に覚えのない婦女暴行罪で有罪判決を受け18年間服役した後、DNA検査で無実であることが判明し、2003年に釈放されたスティーヴン・エイブリー。彼はその2年後に新たな殺人事件の第一容疑者となり、有罪判決を受けている。映像では、彼の家族の言葉や突然主張を翻した彼のおいブレンダンの裁判、検察による職権乱用、証拠改ざん、証言の強要などが映し出され、えん罪か否かという物議をいまだにかもし続けている作品だ。

 当時16歳のブレンダンはスティーヴンの共犯者として警察に尋問されたが、ドキュメンタリーで公開されたビデオ映像には、未成年であるにもかかわらず、親も弁護士も同席させずに警察が尋問し、証言を強要している様子が映っていた。

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 ウィスコンシン州が90日以内に再審手続きを開始しなければ、ブレンダンは釈放されるとのこと。彼はすでに10年を刑務所で過ごしている。

 「殺人者への道」は、その後を描いたエピソードが製作されることが発表されたばかり。ブレンダンのニュースを聞いたエグゼクティブプロデューサーのローラ・リチャーディとモイラ・ディーモスは、大きな進展だとコメント。この10年間してきたように、今後もこの事件の記録を続けると言っている。(澤田理沙)

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