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村川絵梨、第2の故郷に凱旋!元朝ドラヒロインの濡れ場に地元ファンは複雑?

第2の故郷で晴れやかな笑顔を見せた村川絵梨
第2の故郷で晴れやかな笑顔を見せた村川絵梨

 女優の村川絵梨が28日、大分県由布市で開催された第41回湯布院映画祭特別上映作品『花芯』(全国公開中)のシンポジウムに出席、湯布院が舞台となった2005年のNHK連続テレビ小説「風のハルカ」以来、11年ぶりの凱旋(がいせん)となり、地元ファンから歓迎を受けた。

【写真】濡れ場に挑んだ村川絵梨

 壇上に立った村川が「湯布院の皆さま、本当にご無沙汰しております」とあいさつすると、会場からは割れんばかりの拍手。「朝ドラ時代は17歳の子供だったのですが、今日はまた違う姿を見てもらえるかなと思います。第2の故郷といえる場所で、皆さんにおかえりと言ってもらえて。あの当時の温かい気持ちを思いだして幸せです」と晴れやかな顔を見せた。

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温かい地元ファンの言葉に感謝

 瀬戸内寂聴の同名小説を映画化した本作で、村川はヌードも辞さない大胆な濡れ場を披露。朝ドラで、はつらつとした姿を見せていた少女が一転、大人の女性として戻ってきたことに戸惑いを見せる観客の姿もあり、観客から「湯布院町民の応援団として、ロケ現場にもしょっちゅう行っていました。絵梨ちゃんを見守ってきた立場から言うと、最初の15分間くらいで監督とプロデューサーを殴ってやりたいと、ハッキリ言ってそう思いました」というコメントが飛び出すと、会場は大爆笑。

 ところがその観客は「ただ、映画を観ているうちに、監督もプロデューサーもみんな、絵梨ちゃんにほれ込んでいるなと思うようになった。とにかくあらゆる絵梨ちゃんの表情を映し出していて。僕はだんだんそういうことを一切忘れて、何か不思議な、ファンタジックなものさえ感じて。ものすごく感動したんですけど、この感動が言葉にならなくて。相変わらず絵梨ちゃんにエールを送りたいという気持ちでいっぱいです」と続け、会場からは拍手がわき起こった。

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 それを聞いた村川は「本当に湯布院が特別な場所。子供時代に出た初めてのドラマが朝ドラで。皆さんが家族のように思ってくださる中で、まさか11年後にこういった作品を背負って帰ってくるとは想像もしていなかったと思うんですが。でも今みたいに、引き続き応援したいと言ってくださるのが、本当に素直にうれしい。今日は来て良かったなと思います」としみじみとコメント。そんな村川にさらなる温かい拍手が送られた。(取材・文:壬生智裕)

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