ベッドの常盤貴子に池松壮亮＆勝村政信が…ストーカー主婦のアブない妄想シーン
常盤貴子がストーカーと化す主婦にふんする衝撃的な設定で話題の映画『だれかの木琴』の、エロチックなメイキング写真が公開となった。
本作は、たまたま担当になった美容師・海斗（池松壮亮）から送られた営業メールを機に、彼を執拗に追い求めストーカーと化していく主婦・小夜子の心理を、サスペンスフルなストーリーとは相反する静謐なタッチで描いたドラマ。今回、公開されたメイキング写真は、昼下がりにベッドに恍惚とした表情で横たわる小夜子を海斗と夫（勝村政信）が取り囲む妄想シーンで、海斗は小夜子の髪に、夫は小夜子の胸に触れようとしている。
性的な欲求不満を抱えた小夜子の願望を示すかのような官能的な画で、彼女の危うい精神状態を示す重要なシーンでもある。中学生の娘は親の手から離れようとし、夫も無関心。そんななか、心の中にぽっかりあいた穴を埋めるかのように若い美容師にのめり込んでいく小夜子は、一体どこへ向かうのか……？ 『もう頬づえはつかない』（1979）の桃井かおり、『四季・奈津子』（1980）の烏丸せつこ、『化身』（1986）の黒木瞳ら女優の演出において高い評価を得て来た名匠・東陽一によって、艶めかしく映し出された常盤の美貌が輝く野心作となっている。（編集部・石井百合子）
映画『だれかの木琴』は9月10日より全国公開
