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声優・小野大輔、フル3DCG『GANTZ』アフレコはいいとこ取りな経験

ハイブリットなアフレコを振り返る小野大輔とM・A・O
ハイブリットなアフレコを振り返る小野大輔とM・A・O

 人気声優の小野大輔M・A・Oが16日、都内で行われた奥浩哉の人気SFコミックをフル3DCGで映像化するアニメーション映画『GANTZ:O』(10月14日全国公開)の完成披露上映会に登壇、3DCGは今までのアフレコと違う感覚だったという小野は、「アニメーションのアフレコでもあり、洋画の吹き替えでもあり、両方のいいとこ取り。ハイブリッドな感じでした。全く新しいジャンルを生み出してしまったんじゃないですか」と新感覚な作品の誕生を興奮気味に喜んだ。

【写真ギャラリー】GANTZスーツのレイザーラモンに小野D&M・A・O爆笑!

 原作は、二宮和也松山ケンイチが出演した実写映画版も記憶に新しい、死んだはずの人間たちと謎の星人とのバトルを描く大ヒットコミック。本作では、その中でも人気の高い「大阪篇」のエピソードを取り上げ、高校生の加藤勝をリーダーに、東京と大阪のガンツチームがタッグを組み、妖怪軍団に立ち向かうサバイバルゲームを迫力満点に描きだす。

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 加藤の声を担当した小野は「(人物を)モーションキャプチャーで演じた役者さんの息づかいを実際に聞きながら声を当てていったので、表情一つにも体温が感じられるんじゃないか」と述べた後「Xガンや転送装置などの近未来のギミックは、3DCGとの相性はいいだろうと思っていたけれど、(それ以上に)表情や人物描写が、本当にその人がしゃべっているとしか思えないほど。フィルムに熱量が入っている」と絶賛。ヒロイン山咲杏の声を担当したM・A・Oも「アニメと実写のいいところをとった。髪の毛や筋肉の力の入りぐあいなど、細かいところから、火花、血しぶき、ロボなどの大胆なところまで、もう素敵です」と見どころを上げていた。

 この日は、ボイスキャストとして本作に参加するケンドーコバヤシレイザーラモンHGレイザーラモンRGと、主題歌「人間ビデオ」を書き下ろしたドレスコーズ志磨遼平川村泰監督、さとうけいいち総監督も出席。HGは、実写版と遜色ないハードなガンツスーツに身を固めて「GANTZ、フォー!」とお決まりのポーズ。一方の相方RGは、パンツ一丁の半裸にガンツスーツのボディーペインティングを施してニヤニヤ登場。予定になかったにもかかわらず、相川七瀬の楽曲「夢見る少女じゃいられない」の曲に乗せ「どのシーン見ても、うす暗い」と『GANTZ』のあるあるネタを歌い上げ、ケンコバに「(作曲者の)織田哲郎さんに怒られるぞ」と突っ込まれていた。(取材/岸田智)

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