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イケメンでも女性の目を見るのは大変!“プレイボーイ詐欺師”カン・ドンウォンの苦労

本作ではイケメン詐欺師に! - カン・ドンウォン
本作ではイケメン詐欺師に! - カン・ドンウォン

 甘いマスクで出会った女性すべてを落とそうとするイケメン……映画『華麗なるリベンジ』でそんな前科9犯の詐欺師ハン・チウォンにふんしたカン・ドンウォンが来日し、プレイボーイな役柄ならではの苦労を明かした。

【写真】このバディ、たまらん!ファン・ジョンミン&カン・ドンウォン

 本作は、身に覚えのない殺人容疑で刑務所に入れられた熱血検事と、ドンウォン演じる詐欺師のバディが巨大な権力への危険なリベンジに挑む痛快作。相棒の検事役を務めたファン・ジョンミンとは初共演ということもあり、当初は緊張もあったそう。「いざ一緒にお仕事をしてみると、とても気さくなお兄さんという感じの方でした。今までさまざまな方と共演してきましたが、特に事前準備をしっかりしてくる方で、撮影の際は演劇のような長回しを好まれるタイプであることが少し新鮮な感じがしました。いろいろ学べたなと思います」。

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 劇中では、キレイな顔立ちを生かして次々と女性をひっかけていく詐欺師を軽やかに演じたが、実際はその“詐欺”のシーンで苦労があった。外国帰りだと周囲をだましているチウォン役のため、役作りで何人かの外国人に会った時に、ずっと相手の目を見つめることが印象に残ったというドンウォン。しかし、女性をだますシーンでは相手の心に入り込むためのアイコンタクトが大変だったそうで、「映画的な表現としては面白いなと思ったのですが、いざやってみると女性の目をじっと見つめるというのはさほど簡単なことではありませんでした」と笑みをこぼした。

 「シナリオを受け取った時の最初の感覚を基に、自分なりに演技プランというものを持って現場に入る」というドンウォン。数々の作品を経験する中で、今では急な変更にも臨機応変に対応できるほどリラックスした状態で現場に入っているというが、最近は「どれくらい役作りの程度を上げていけるのか」ということに頭を悩ませていると語る。

 「果たしてどれくらい全く新しいものを作りあげていけるんだろうかということを常に悩んでいます。そういうことを思い悩んでいくことで、自然と少しずつ発展していく……成長できているのかな? と思っています」。作品ごとに着実にステップアップしているドンウォンが、どこか憎めない魅力的な詐欺師を軽快に体現した本作。すでに内輪では続編の話も出ているそうで、この先の展開にも期待したい。(編集部・吉田唯)

映画『華麗なるリベンジ』は11月12日より全国順次公開

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