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ポーランド映画祭で故アンジェイ・ワイダさん追悼特集

アンジェイ・ワイダさんの代表作『灰とダイヤモンド』
アンジェイ・ワイダさんの代表作『灰とダイヤモンド』 - (C)STUDIO FILMOWE “KADR”

 11月26日から12月16日まで開催される「ポーランド映画祭2016」の全ラインナップが発表され、今年10月に亡くなったポーランド映画界の巨匠アンジェイ・ワイダさんの特集が組まれることが決定した。

【写真】アンジェイ・ワイダ監督の遺作

 今年で5回目を数える本映画祭では、ポーランド映画の新作7本を一挙上映する「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」のほか、10月9日に90歳で亡くなったワイダさんを追悼し、開催期間を1週間延長して「追悼アンジェイ・ワイダ監督特集!」を実施。『世代』『地下水道』『灰とダイヤモンド』など代表作10本をそろえ、今年9月末にワイダ監督の自宅で収録した『仕返し』『菖蒲』『戦いの後の風景』『夜の終りに』についてのコメントが、各作品上映前に流される。

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ポーランド映画祭2016
第66回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したジャパン・プレミア作品『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』(C)Oleg Mutu RSC

 「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」は、「終焉の画家」と呼ばれカルト的人気を誇る画家ベクシンスキーの実話に基づく『最後の家族』、1990年のポーランドに生きる境遇の異なる4人の女性たちの物語を描く第66回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』、戦争で傷ついた男女の交流を通して戦後ポーランドの過酷な現実を浮き彫りにした問題作『ルージャ/薔薇』の3本がジャパン・プレミア。そのほか、各国の映画祭で高い評価を受けた4本が上映される。(編集部・石井百合子)

「ポーランド映画祭2016」ラインナップは下記のとおり

「追悼アンジェイ・ワイダ監督特集!」

『世代』(1954年)
『地下水道』(1956年)
『灰とダイヤモンド』(1958年)
『夜の終りに』(1960年)
『サムソン』(1961年)
『戦いのあとの風景』(1970年)
『大理石の男』(1977年)
『コルチャック先生』(1990年)
『仕返し』(2002年)
『菖蒲』(2009年)

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「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」

『最後の家族』(2016年)
『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ラブ』(2016年)
『ボディ(原題)』(2015年)
『ワルシャワ44 リベリオン/ワルシャワ大攻防戦』(2014年)
『ヨアンナ』(短編ドキュメンタリー)(2013年)
『わたしたちの呪縛』(短編ドキュメンタリー)(2013年)
『ルージャ/薔薇』(2011年)

「ポーランド映画祭2016」は11月26日から12月16日までシネマート新宿にて開催

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