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突然の雪でも薄着でも!中川大志はファンサを忘れない 一方でツッコまれた千葉雄大

役に入り込む中川大志
役に入り込む中川大志 - (C)2017「ReLIFE」製作委員会

 11月下旬、文化祭シーンの撮影のため宮城県名取市に集まった映画『ReLIFE リライフ』のキャストと300人近いエキストラを迎えたのは、この時期には訪れないだろうと思われていた「雪」だった。

【写真】平祐奈はメイド服でダンス!『ReLIFE リライフ』撮影現場

 当日撮影が行われた名取市ゆりが丘の気温は5度。さらに撮影会場は丘の上の学校ということで、時折吹く風も冷たく体感温度はさらに低い。しかし、10月ごろの陽気な秋を想定して撮影に参加したキャストやエキストラの恰好は、半そでや薄い長そでといった防寒機能がほぼないに等しい衣装。W主演を務めた中川大志平祐奈いわく、「仙台の撮影の中でも本当に寒かった日」だったという。

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 太陽が出れば会場から歓声が上がるという寒さの中、エキストラの心を温め続けたのはキャスト陣だった。撮影の日は祝日ということもあり、エキストラに参加した現地の学生たちの熱視線を浴びながら、中川らは撮影の合間にギターを弾く真似をして見せたり、撮影終わりには千葉雄大と共に投げキッスを送ったりと、雪が降る中でも笑顔を崩さずにサービスを忘れない。撮影終了後には「好きー」「愛してるー」という声援一つ一つに応えるように手を振り、メガホンを通して「朝早く寒い中から皆さん、ありがとうございました」と呼び掛ける。

撮影終了後にエキストラの前に集まったキャスト陣 - (C)2017「ReLIFE」製作委員会

 その中川の言葉には、熱い彼の俳優魂をのぞかせる部分もあった。「映画ってこんな感じですごい時間をかけながら撮っているんですけれども、完成したらきっともっとぎゅっとね短いシーンになっていて……『映ってねーじゃん!』って皆さん言わないでいただけたらなと!」。今回の作品『ReLIFE リライフ』は、学生たちが送る一年の物語が描かれるが、撮影期間は11月初旬から12月初旬とほぼ冬の時期のみ。それでも夏のシーンの撮影では半そでの夏服で、息が白くならないようにしながらロケを進めなければならない。この日のエキストラに集まったのは、18歳の中川と年齢が変わらない若者たち。“未来”を作っていく自分たちの世代に中川は、自分たちが考えている映画づくりの大変さ、その作品を観てくれるファンへの感謝を自分たちの言葉を通して伝えようとしていた。

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キャスト陣の決めポーズがかわいい - (C)2017「ReLIFE」製作委員会

 そんな中川にツッコまれてしまったのが、宮城県出身の千葉。この日の撮影終了後中川は、「千葉くんに『仙台ってこの時期に雪とか降るんですか?』って聞いた時には、『いや、降らない降らない、雪は降らない。11月はさすがに雪は降らないよねー』って言われたんです。でも今日降っていたんで……千葉くんもびっくりしていました」とポツリ。続けて「『降っていますけど!?』って言ったら、『降ってるねー……』って(笑)」とツッコミながらも和気あいあいと撮影に臨んでいる様子を明かしていた。(編集部・井本早紀)

映画『ReLIFE リライフ』は2017年4月15日より全国公開

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