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マーティン・スコセッシ来日再び!『沈黙』日本人キャストとジャパンプレミア参加!

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スコセッシ監督がまたやってくる~!(写真は今年10月来日時撮影したもの)
スコセッシ監督がまたやってくる~!(写真は今年10月来日時撮影したもの) - (c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

 巨匠マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の小説「沈黙」を映画化した『沈黙 -サイレンス-』を引っ提げ来年1月中旬に来日することが決定し、本作の記者会見や日本人キャストとのジャパンプレミアのステージに立つことが明らかになった。スコセッシ監督は今年10月にも、高松宮殿下記念世界文化賞の演劇・映像部門を受賞し、授賞式に出席するため来日していたばかり。

加瀬亮&小松菜奈も!【場面写真一挙】

 「初めて遠藤周作の『沈黙』を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」と語る巨匠スコセッシ監督にとって、まさに夢の企画だった本作。17世紀、キリシタン弾圧の嵐が吹き荒れる江戸時代初期の日本を舞台に、宣教師のフェレイラ(リーアム・ニーソン)が捕まって棄教したとの知らせを受け、その真相を確かめようとやってきた弟子ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)の衝撃的な体験を通して、神の存在や信仰が持つ根源的な問題を観客に投げかける。

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 主演のアンドリューを筆頭に、リーアム、アダム・ドライヴァー、日本からは窪塚洋介浅野忠信イッセー尾形塚本晋也小松菜奈加瀬亮笈田ヨシといった各世代の実力派が集結。今回、およそ3か月足らずで再び来日を果たすことになったスコセッシ監督は、日本人キャストが集う本作のジャパンプレミアなどに出席する予定だ。

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窪塚の熱演に期待 - (c) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.

 また、この来日決定を受けて、日本人キャストが登場する場面写真が3枚公開された。最初の一枚は、窪塚演じる日本人の若者キチジローが、十字架を突きつけられ、「転べ」と棄教を迫られる場面。村人たちに棄教を迫る長崎奉行は、“踏み絵”を踏むことでは容赦せず、「十字架に唾を吐け」と迫る。十字架を突きつける役人を見つめるキチジローの苦渋に満ちた表情が印象的だ。

 そして、長崎奉行から隠れ、山中で激しい喉の渇きを訴えるロドリゴ(アンドリュー)を抱えながら、右手を差し出して川へと案内するキチジローの姿と、長崎奉行所の牢屋に捕らえられた隠れキリシタンたち5人の姿を捉えた場面写真もそれぞれお披露目された。後者では、加瀬や、本作でハリウッドデビューを果たす小松たちが、心労に満ちた村人になりきっているのが確認できる。

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 本作はアメリカの映画賞シーズンの幕開けを飾る賞の1つであるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞で作品賞トップ10と脚色賞に輝いたのを皮切りに、アメリカ映画協会(AFI)賞やボストン・オンライン映画批評家協会賞でトップ10作品に選定され、LA批評家協会賞助演男優賞の次点にイッセーが選ばれるなど、第89回アカデミー賞への期待も高まっている。(編集部・石神恵美子)

映画『沈黙 -サイレンス-』は2017年1月21日より全国公開

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