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ハリポタ舞台が史上最多9部門受賞の快挙!英舞台の最高栄誉ローレンス・オリヴィエ賞

舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が上映された劇場
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が上映された劇場 - Jack Taylor / Getty Images

 イギリスで舞台の最高栄誉とされているローレンス・オリヴィエ賞が発表され、「ハリー・ポッター」シリーズ初の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が、同賞史上最多の9部門に輝く歴史的快挙を成し遂げた。BBCなどが報じている。

中年ハリー・ポッターたちが舞台に!【写真】

 シリーズ初の舞台にして、正統な続編である「ハリー・ポッターと呪いの子」は、第7弾「死の秘宝」での最後の戦いから19年後、エピローグでも描かれた父親となって子供たちをホグワーツ魔法学校へ送り出すハリーのその後を追った作品だ。原作者のJ・K・ローリング、舞台「Once ダブリンの街角で」でトニー賞を受賞した演出家のジョン・ティファニー、テレビドラマ「FADES/フェーズ」のジャック・ソーンが執筆した物語を、ソーンが舞台脚本の形に。同舞台の脚本を書籍化したものは世界で発売され、日本でも昨年11月に販売開始を迎えると話題になった。

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 そして今回、発表されたローレンス・オリヴィエ賞では、新演劇賞をはじめ、監督を務めたティファニーが監督賞、ジェイミー・パーカー(ハリー役)が主演男優賞、ノーマ・ドゥメズウェニ(ハーマイオニー・グレンジャー役)が主演女優賞、アンソニー・ボイル(スコーピウス・マルフォイ役)が助演男優賞に輝いたほか、照明デザイン賞、衣装デザイン賞、音響デザイン賞、セットデザイン賞という最多9部門での受賞を果たした。ノミネーションの段階から同賞史上最多の11部門ノミネートを記録しており、今回の9部門受賞は、過去に「マチルダ」「夜中に犬に起こった奇妙な事件」が記録した7部門受賞を破り、史上最多の受賞となった。

 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、昨年夏にロンドンで開幕して以来、圧倒的な人気を誇り、その年の舞台で活躍した人・作品を表彰するロンドン・イブニング・スタンダード・シアター・アワードでは作品賞を受賞。ニューヨーク・ブロードウェイでも、2018年春から上演されることが決まっている。(編集部・石神恵美子)

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