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今回のシャーリーズ・セロンはマジで怖い!共演者が語る『ワイルド・スピード』最新作

ファミリーの一員・ローマンを演じたタイリース・ギブソン
ファミリーの一員・ローマンを演じたタイリース・ギブソン

 人気カーアクションシリーズ最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(4月28日 日本公開)について、タイリース・ギブソンスコット・イーストウッドが4月6日(現地時間)ニューヨークのアップルストア開催のイベントで語った。

【動画】『ワイルド・スピード ICE BREAK』予告編

 チームの中核だったドミニク(ヴィン・ディーゼル)の裏切りによって、強固な絆を持つファミリーが崩壊の危機にひんするさまが描かれる。ファミリーは、核兵器を入手して世界を震撼させるサイバーテロリストのサイファー(シャーリーズ・セロン)相手に、最大の敵だったデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と組んで立ち向かう。タイリースはファミリーの一員であるローマンを演じ、今作からスコットがリトル・ノーバディ役で参加。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイが監督を務めた。

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 毎作スケールが拡大する本シリーズについて、タイリースは「コミックが原作のものや、テレビドラマの映画化ではないシリーズ作品で、8作も手掛けたのは僕らが初めてだ。脚本はアクションが多すぎて、『誰がこんなクレイジーなアクションを考えたんだ』と感心したよ。例えば、潜水艦が氷上を突き破って現れたり、ビルから落下する車が飛んでみえるシーンもあったりして、(脚本を読んだら)『本当かよ?』と思うが、編集でつながれた映像を観ると、自分が俳優として出演したことも忘れて、作品のファンになっているんだ」と編集に驚かされたようだ。

ワイルド・スピード
クリント・イーストウッドの息子、スコットはリトル・ノーバディ役で参加

 危険なスタントについて、スコットが「今作には信じられないほど才能のあるスタントマンやドライバーがいる」と答えると、タイリースは「僕はクレイジーと思えるギリギリのところまで、できる限りスタントに挑戦し、これまで多くのスタントダブルを怒らせてきた。『自分もできる』と言って、(スタントで)ジャンプをしていたからだ。けれど今は9歳の娘がいて、彼女は僕が(無事に)戻ってくることを望むから、無理なスタントはしない」と明かした。

 最後に、悪役サイファーについて「今作のシャーリーズはかなり怖い」というタイリースは「美しいからといって、必ずしも美しい考えを持っているわけではない。シャーリーズは、僕がこれまで観た中で最も悪魔的な役を披露している。サイファーは美人なのにこんなねじ曲がった行為をするなんて、観ていて辛いよ」と悪役ぶりを称賛した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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