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松坂桃李、カフェ店員姿が似合いすぎ!“心根から優しい”素顔を目撃

松坂桃李のカフェエプロン姿!(小さくてごめんなさい!)
松坂桃李のカフェエプロン姿!(小さくてごめんなさい!) - (C) 沼田まほかる/双葉社 (C) 2017「ユリゴコロ」製作委員会

 映画『ユリゴコロ』の撮影現場が6月29日に報道陣に公開され、松坂桃李が劇中で演じるペンション&カフェのオーナーにふんした姿が初披露された。撮影の合間には、演じた役どころと違わない松坂の素顔も垣間見えた。

【ほか写真】こんな笑顔で何を見てるの~?

 沼田まほかるによるミステリー小説を映画化する本作。殺人の告白文がつづられたノートを入口に、とある女性の壮絶な人生を描く。吉高由里子が悲しき殺人者・美沙子を、彼女と運命的な出会いを果たす洋介を松山ケンイチが演じ、松坂は謎のノートを発見する亮介役を務める。

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 この日に公開されたのは、亮介が営むペンション&カフェ「シャギーヘッド」でのシーン。群馬の山あいにある、木のぬくもりに満ちたログハウスで撮影は行われた。梅雨の晴れ間の青い空の下、鳥のさえずりや虫の鳴き声が響く中での撮影は暑さとの戦いでもあったが、シャツにカフェエプロンというスタイルを見事に着こなした松坂は、終始さわやかな笑顔。

「シャギーヘッド」の外観 - (C) 沼田まほかる/双葉社 (C) 2017「ユリゴコロ」製作委員会

 取材に応じた熊澤尚人監督は松坂とは本作が初タッグとなるが、想像以上にフランクでフレンドリーなその人柄に驚いたという。亮介は心が優しい人間。その亮介の魅力を松坂が巧みに表現していると話す熊澤監督は、「セリフだけではなく、たたずまいやどういう眼差しで相手を見ているかということから、『心根からこの人(=松坂)は優しい人なんだな』とすごく感じさせられます」と松坂の役者としての能力の高さを称える。

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 亮介は余命わずかな父親、恋人の失踪、謎のノートの真実と、突如運命に翻弄されることになる難しい役どころ。繊細な演技が必要とされるが、松坂と熊澤監督とが絶えずコミュニケーションを取ることで役がつくられている。「1シーン、1シーン、『こういうやり方はどうか』と桃李くん自ら提案してくれるし、僕の狙いを理解しようともしてくれて、“亮介”をつくっていく作業に楽しく取り組めています」と監督が語る通り、撮影現場では監督からの支持を熱心に聞き、時に言葉を返す松坂の姿があった。

優しそうな表情… - (C) 沼田まほかる/双葉社 (C) 2017「ユリゴコロ」製作委員会

 シリアスなテーマの作品だが、公開されたのはカフェで店員や客がやり取りをする比較的おだやかなシーン。松坂はすっかりその場になじみ、集中した様子で撮影に臨んでいたが、カフェに現れる謎多き女性・細谷役の木村多江とは、撮影の合間に談笑する場面がたびたび見られた。また、熊澤監督とだけでなくほかのスタッフともよくコミュニケーションを取っており、撮影現場はとてもいい雰囲気。都合上、シーン見学できず外で待機中の取材陣に「申し訳ない」と気遣いを見せるなど、思いやりあふれる素顔を感じさせられた。(編集部・小山美咲)

映画『ユリゴコロ』は9月23日公開

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