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え、そんな意味が?『デッドプール』俳優、絵文字映画で知った驚きのスラング絵文字

映画『デッドプール』で注目されたT・J・ミラーが主人公の声を担当!
映画『デッドプール』で注目されたT・J・ミラーが主人公の声を担当!

 話題作『ジ・エモジ・ムービー(原題)/ The Emoji Movie』について、声優を務めたT・J・ミラー、監督のアンソニー・レオンディス、製作者ミシェル・レイモが、7月19日(現地時間)ニューヨークのAOL開催イベントで語った。

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 日本発祥の「絵文字(Emoji)」を主人公にしたアニメーション映画である本作。父のように無関心を表す“Meh絵文字”になることを求められるも、いろいろな表情をしてしまう主人公ジーン(T・J)。ある日、携帯の所有者に絵文字として選ばれるも、望まれた表情ができなかったジーンは、絵文字界を操るスマイラーに除去されそうになり……。オリジナルビデオ作品「リロ&スティッチ2」のレオンディス監督がメガホンを取った。

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ザ・エモジ・ムービー
アンソニー・レオンディス監督&ミシェル・レイモ

 製作経緯についてレオンディス監督は「次回作におもちゃ(ガジェット)の背景の世界を考えていたとき、母が携帯で多くの絵文字を送ってきたんだ。絵文字は誰もが知っているし、映画でも使えると思ってね。絵文字たちが人間の世界に出てきたら……というアイデアをミシェルに伝えたんだ。すると彼女は『むしろ携帯内の絵文字の世界に興味があるわね』と答えたんだよ」とミシェルの一言で全てが始動したことを明かした。

 絵文字によっては隠れた意味もあるそうだが、中でもナスの隠れた意味に驚いたというT・Jは「これまで、ナスの絵文字に別の意味のスラング(男性器)があるとは知らなかったんだ。なぜ僕が(買い物のとき)妻にナスも欲しいかと聞くと、その晩妻とエッチしていたのかわかったよ」とジョークを飛ばし、「(スラングの意味を知らずに)僕が『ナスの絵文字も今作で使ったら?』とレオンディス監督とミシェルに提案したら、二人から『その絵文字は使用できない』と言われてね。『なぜ? 誰でもナスは好きだろ!』と聞いたんだ。そのときナスの絵文字にスラングの意味があると教えられたよ」と続けた。

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 今作は過去の米アニメ映画の中でも最も短い期間で製作されたようだが、その過程についてミシェルは「全てを一からクリエイトしなければいけなかったの。ほとんどはレオンディス監督のアイデアによるものだけど、公開日までの時間が限定される中で、この世界をどのように見せるかを考えたわ。今作で主人公が訪れるアプリの世界は全てユニークで、いかにアプリを映像として現実化し、キャラクターや主人公の冒険のメタファー(隠喩)として使うかを考えなくてはならなかったのよ」と、コンセプトを築き上げていく難しさを語った。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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