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米アカデミー賞新会長が決定!予想外の結果に驚きの声

映画芸術科学アカデミー新会長に決まった撮影監督のジョン・ベイリー
映画芸術科学アカデミー新会長に決まった撮影監督のジョン・ベイリー - Rodrigo Vaz / Getty Images

 アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(A.M.P.A.S.)の新会長に、『アメリカン・ジゴロ』『普通の人々』『恋愛小説家』などのベテラン撮影監督ジョン・ベイリー(75)が選出された。A.M.P.A.S.が発表した。

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 前会長は初のアフリカ系で、女性としては30年ぶり3人目となったシェリル・ブーン・アイザックス。新会長の有力候補として名前が挙がっていたのは、キャスティングディレクターのデヴィッド・ルービン、女優のローラ・ダーンらだったため、ベイリーの選出は驚きをもって受け止められている。

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 The Hollywood Reporter によると、有力候補だったダーンは多忙であることを理由にノミネートを断り、ルービンのサポートに回っていたとのこと。そしてルービンとベイリーの一騎打ちとなり、ベイリーが勝利した。

 ベイリーは14年にわたってA.M.P.A.S.の撮影監督部門の代表を務めてきたほか、1996年に理事会に初選出。1999年に再選して2002年まで務め、2010年、2013年、2016年にも再選したベテラン。一方のルービンが理事会に選出されたのは2013年と2016年、ダーンは2016年初選出で、保守的な層がベイリー支持に回ったようだ。アイザックスの下、「多様性」を合言葉に改革を進めてきたアカデミー賞が今後どのような道を進んでいくのか、注目だ。(編集部・市川遥)

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