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有村架純、松本潤との“大人の恋”は「一生忘れられない出来事」

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松本潤と共演した『ナラタージュ』を振り返る有村架純
松本潤と共演した『ナラタージュ』を振り返る有村架純

 有村架純が23日、都内で行われた映画『ナラタージュ』(10月7日公開)のレッドカーペット&完成披露試写会舞台あいさつに登壇し、松本潤と体験した大人の恋愛は「きっとわたしにとって一生忘れられない出来事」と撮影を振り返った。同イベントには行定勲監督も出席した。

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 本作は、高校教師・葉山(松本)と生徒として出会った泉(有村)が、時が経て再会し、許されない恋に落ちるさまを描いたラブストーリー。2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた島本理生による恋愛小説が原作で、行定監督は12年前に映画化の話をもらい、「やりたい」と思い続けていたという。しかし実現しなかったのは、「キャストがうまくはまらなかった」ためで、「10年経って、ここにいる二人と出会いました」と話すと、「この作品は(二人にとって)リスクが高い部分もあると思いますけど、受け入れてくれて今日を迎えられた」と感謝の言葉を添えた。

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 その松本たちは行定監督とタッグを組み、本作に携われたことに感激しきり。有村は、浴室でのラブシーンやベッドシーンにも挑戦するほか、許されない恋に揺れ動く泉の難しい心理を見事に表した演技を披露しており、「1年前の夏、『ナラタージュ』という世界の中にいられたことを、今はとても誇りに思います」と胸を張ると、「当時23歳で、大人の恋愛というものを演じられたことは、きっとわたしにとって一生忘れられない出来事だと思います」としみじみと語った。

 そして、「愛するかたちはそれぞれあると思います。共感できる、できないというよりは、見終わった後に大切な人を思い出してくださったらとてもうれしいです」と心を込める有村。行定監督も「俳優たちの表情、仕草、佇まいが印象に残る映画になったと思います。自分が経験してきた恋愛を振り返りながら楽しんでいただけたら」と呼び掛けると、松本も「とっても素敵で、とっても苦くて、とっても濃密なラブストーリーです。たくさんの人に長く愛される作品になったらいいなと思います」と自信をのぞかせ、本作をアピールした。(取材:錦怜那)

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